試飲 ブルゴーニュの仲田氏のシャンパーニュ、ファーストヴィンテージ（2020） ブランドノワール（コートデバールのピノ） コクがある 樽発酵、樽熟成 ↓ ナカダ・パークは、ルー・デュモンを手掛ける仲田晃司氏が2020年に設立したRM（レコルタン・ マニュピュラン）です。元々大のシャンパン好きで、機会があれば自分の手でシャンパンを造って みたいと思っていた仲田氏は、2019年に合計1.2ヘクタールの4区画を取得。翌年にはワイナ リーを設立しました。 「ブルゴーニュの精神と日本人の味覚を融合させたシャンパンを造りたい」という想いから、栽 培から醸造に至るまでブルゴーニュの手法を採用。設立直後からビオロジック栽培を実践し、単 一品種、単一収穫年、樽発酵、樽熟成、ノン・ドサージュを基本としてワイン造りを行っていま す。栽培においても、さらに風通しを良くするためにシャンパーニュではほとんど行われていない エフイヤージュ（除葉）やエブルジョナージュ（摘芽）といったブルゴーニュの手法を実践してい ます。 2024年12月にはファーストヴィンテージの2020年をリリース。デンマークの星付きレストラ ン、ゼラニウムで採用されるなど、既に高い評価を獲得しています。 こちらは昼夕日を浴びる区画で採れたブドウを使用した、生産本数はわずか1,583本のブラン・ ド・ノワールです。日照量が多く、凝縮感のある濃厚なスタイルをお楽しみいただけます。 味わい 外観は輝きのある淡いゴールドの色調。グラスからは熟した柑橘類やリンゴのアロマと共に、火 打石やハチミツなどのふくよかさのある香りが広がります。口に含むとシルキーかつフレッシュ な果実味と共に、粘土石灰質土壌がもたらずミネラル感が全体の骨格を形成。ピノ・ノワールの 濃厚な味わいが楽しめる1本です。 こちらは、ジェ・シュル・セーヌ村の「アンヴェルス・デ・クルベンヌ」産のピノ・ノワール 100%で造られた1本。約0.43haの粘土石灰質土壌の区画には、樹齢35年以上の古樹が植えられ ています。ルー・デュモンのドメーヌで使用したシャサン社製の樽で発酵を行った後、6カ月間熟 成。42カ月間以上の瓶内熟成を経てリリースされます。

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