こちらも初めての造り手で、ドメーヌ・モンテリー・ドゥエレ・ポルシェレ・モンテリー・プルミエ・クリュ・ルージュ・ル・メ・バタイユ2019年を頂きました。 300年近い歴史を誇るモンテリーの名家で、ポルシェレシはドメーヌ・ルロワの醸造長や、長くオスピス・ド・ボーヌの醸造長を努めた方です。 この区画は樹齢45年のVVで、ステンレスから10%の新樽率だそうです。 青紫掛かったしっかりとしたルビー色。 甘く良く熟した赤黒果実にバイオレットやスパイス、オークが香ります。 素晴らしい密度の濃い果実味で、酸味やタンニンは程よく果実に埋もれています。果実味の凝縮感は申し分なく、綺麗なストラクチャー。 翌日も少しオークが目立つ果実味ですが、前日より開き始め、コクやバランスも整い、余韻も伸びてきた感じでした。 数年置いて又頂いてみたいと思います。

Marcassin