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3.5
Gros F&Sは2017年より完全にSO2を無添加になったそうで、スタイルの変更がありました。購入した酒屋さん曰く、2017年は自然派らしい還元臭などが強かったそうです。2019年はリリース当初は固く閉じていたものの、2022年9月現在では開いていると聞いて購入、ビストロに持ち込みました。La Tâcheのような香りと聞いていましたが、自身はLa Tâcheの経験が一度しかなく、特別の類似性は感じられませんでした。La Tâcheの畑からの地理的な近接性がセールスポイントになっていますが、AOCの格付けとしてはVin de Tableになります。果実の凝縮感は強く、熟れたフランボワーズのような赤系果実だけでなく、ブルーベリーや多少の黒系果実が感じられます。フレンチオークの香りも強く感じられます。多少の皮革や土っぽさがありました。Pinot Noirとしてはややタンニンが強い印象で、残糖感があります。他のヴィンテージを飲んでいないので比較はできませんが、かつてより自然派らしさが目立たなくなったという2019年でも十分に還元臭や揮発酸が感じられました。Vosne-Romanéeの村名格が概ね1万円前後になっている現在、互換するワインとしては十分なパフォーマンスがあるように思います。
yumemi_psycho
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Gros F&Sは2017年より完全にSO2を無添加になったそうで、スタイルの変更がありました。購入した酒屋さん曰く、2017年は自然派らしい還元臭などが強かったそうです。2019年はリリース当初は固く閉じていたものの、2022年9月現在では開いていると聞いて購入、ビストロに持ち込みました。La Tâcheのような香りと聞いていましたが、自身はLa Tâcheの経験が一度しかなく、特別の類似性は感じられませんでした。La Tâcheの畑からの地理的な近接性がセールスポイントになっていますが、AOCの格付けとしてはVin de Tableになります。果実の凝縮感は強く、熟れたフランボワーズのような赤系果実だけでなく、ブルーベリーや多少の黒系果実が感じられます。フレンチオークの香りも強く感じられます。多少の皮革や土っぽさがありました。Pinot Noirとしてはややタンニンが強い印象で、残糖感があります。他のヴィンテージを飲んでいないので比較はできませんが、かつてより自然派らしさが目立たなくなったという2019年でも十分に還元臭や揮発酸が感じられました。Vosne-Romanéeの村名格が概ね1万円前後になっている現在、互換するワインとしては十分なパフォーマンスがあるように思います。
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