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3.5
我が家の2022年の初ワイン、そしてVinica投稿200本目の記念ワインは、いつも大変お世話になっているある方から頂いた、フランスは南ローヌの最高級ワインのひとつ、シャトー・ヌフ・デュ・パプ。 その名前の由来は「法皇の新城」。かつてのローマ法皇、ヨハネス22世が築城させた夏の居城を名前にもつ、南ローヌ由来の13種のぶどうで造られるフランス最古のAOCワインです。 しかも、宅飲み派の我が家には想像を絶する1998年ビンテージ。オレンジがかった深みある熟成の色合い。香りも、今まで感じたことのない、鄙びた熟成のニュアンス。グルナッシュ由来の緻密で豊かなタンニン。落ち着いたバランス。 正直、私のような薄っぺらい者には畏れ多いワイン。歴史の前に足が竦みます。 ボトルを開けた最後の一杯。グラスの底の澱を見て。デカンタージュの必要性さえ判断できていない自分に気がつきました。 「あなたは本当にワインが理解できているのかしら?」 そう問いかける2022年最初のワイン、200本の節目のワインに、自分の実力のなさを痛感させられた気がします。 もっと勉強しなくては。そういう新年の決意をさせてくれるワインでした。
ぷろせっこ
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我が家の2022年の初ワイン、そしてVinica投稿200本目の記念ワインは、いつも大変お世話になっているある方から頂いた、フランスは南ローヌの最高級ワインのひとつ、シャトー・ヌフ・デュ・パプ。 その名前の由来は「法皇の新城」。かつてのローマ法皇、ヨハネス22世が築城させた夏の居城を名前にもつ、南ローヌ由来の13種のぶどうで造られるフランス最古のAOCワインです。 しかも、宅飲み派の我が家には想像を絶する1998年ビンテージ。オレンジがかった深みある熟成の色合い。香りも、今まで感じたことのない、鄙びた熟成のニュアンス。グルナッシュ由来の緻密で豊かなタンニン。落ち着いたバランス。 正直、私のような薄っぺらい者には畏れ多いワイン。歴史の前に足が竦みます。 ボトルを開けた最後の一杯。グラスの底の澱を見て。デカンタージュの必要性さえ判断できていない自分に気がつきました。 「あなたは本当にワインが理解できているのかしら?」 そう問いかける2022年最初のワイン、200本の節目のワインに、自分の実力のなさを痛感させられた気がします。 もっと勉強しなくては。そういう新年の決意をさせてくれるワインでした。
ぷろせっこ