恐る恐る開けてみました。。。何故かと言うと、酒屋の店主からやめた方が良いと言われたからでありましてドキドキしました。コルクは無事でシュポッと抜けました。こちらはルフィーノのキャンティ、1996年です。 もう、最初から紹興酒のような香りが漂って、やっぱり駄目になっちゃったやつですかね？味わいはまぁまぁなのですが、なんだか蔵出しとはまた違う、何か別のものを頂いてるような、そんな感覚です。舌触りが少し粉っぽくて、オリのせいでしょうか。 こういうものなのか、ただ単に駄目なやつなのか、古酒に詳しくないのであれですが、よくあるキャンティとは全然違います。 ただ、見方を変えれば、たまにイケる瞬間も感じます。椿のようなニュアンスでしょうかね。あぁ、でもこれが良いのかなぁ。時間が経つと臭みが抜けてくる感じもあります。酸化してるのでしょうが、酸味の後に甘みが見えるんですよね。なんか、明日私、お腹大丈夫でしょうか（笑） そんな感じのワイン。 [後日談] 残してセラーに入れて3日後にもう一度頂いてみましたが、あの紹興酒的な香りは少し薄れて、何だかちょっと良い感じの熟成香を感じました。味わいは甘みが少し弱まりましたが、スッキリ感が出ており、あれ？もしかして、結構美味しい方なのではないだろうか？という、気さえしてきました。何だかんだ結局まずくはないんです、個人的には。不思議ですねぇ。この香り、嫌いではないかも。言うなればクサヤ的な？酸化はしてるのでしょうけれども。そんな感じのワイン。 ちなみに、お腹は壊しませんでした（笑）

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