シャトー レ グラーヴ デュ シャン デ シャイエ 2016 ブライ コート ド ボルドー メルロー95% カベルネ ソーヴィニヨン5% 全くの無名であるこのシャトー、ひょんなことから5年前に同じ2016年を飲んでます。 前回は某ネットショップからタダで頂いたもの（2019/12/18 「ダルディン グラン レゼルヴァ」、2019/12/24「シャトー レ グラーヴ デュ シャン デ シャイエ」の投稿を参照）。 意外にもかなり好感を持てる味わいだったので4年半前に購入して熟成させてみました。 コチラはショップもインポーターも異なるものの、前回からどの様に変化しているのでしょうか…？ ところでエチケットに印刷されている様々なコンクールの受賞履歴… マーケティングのためにアピールしたいんでしょうけど個人的には敬遠要素になりますね、残念ながら 笑 香りはプラムやスパイス、ほのかに茹で小豆。 前回はそこそこ濃厚さのある果実味だったけど、今回は5年の熟成を経てやはり控えめになってはいる。 5年前の時点で既にほどよい印象だった酸やタンニンも柔らかくなり、また、ネガティブな青っぽいニュアンスも消えている。 ライト〜ミディアムボディ。 この価格帯にしては不自然さもなく、ボルドーらしい複雑感もそれなりに楽しめる。 個人的には5年前（わずか3年の熟成！）の若々しくやんちゃな感じの方が好みとはいえ、この8年熟成も決して悪くはない。 1,500円以下の赤という条件があった場合、まともなボルドーがない現状ではやはりチリやスペインを選ぶのがベストであろう。 ただし、この「シャトー レ グラーヴ デュ シャン デ シャイエ 」が選択肢になければ… （とは言え今現在、国内では入手困難みたいです…）

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