こちらのワイナリーのシャルドネは、私にはなんとも不思議な味わいだった記憶。 今回は赤ワインでマスカット・ベーリーAにメルロー、カベソーのセパージュ。 ベーリーAは別の日本ワインロゼであまりの甘さにビックリしたところ。酒は辛口な私は少々おっかなびっくりしながら、やや茶色味がかった濃い目のルビーの液体を口に含む。 ・・・するとどうでしょう！怯えていた甘さは感じず、口には酸味とほどよいタンニンが。これが日仏原産品種の余韻でしょうか？ 裏ラベルに12か月の樽熟成と書いてあるのを読んだおかげでしょうか、初心者の私でもしっかり樽の風味を感じるような気もします。 日本ワインって甘いのばかりなのだろうか、と幾分偏見を持ち始めていたところ、嬉しい誤算でした。これなら食事にも合わせることはそう難しくないでしょう。 2日目にどう感じるのか、楽しみです。

す一

2日目 コロナ騒動が日本を覆いつつある中、社内外から在宅勤務の必要性を迫られているような今日この頃。午前はテレワークの予行で、i-padで会社にいるメンバーとweb会議。よしうまくいった。 Amazonから届いたワインを受け取り会社に向かう。 いくつかの会議と打ち合わせ、今後ますます出勤が制限されることを想定した準備を行い、社内外からのメールを処理して帰宅。・・・ふう。 さて、昨晩栓を抜いたこちらで寛ぐことにしよう。 コルクを再び抜くと香り弱く。昨日よりもむしろ酸が強く感じる。お供したのは唐揚げ、キクラゲ玉子、レバニラの中華3兄弟。妻曰く、義母からの差し入れの由。 何杯か重ねるうちに、グラスから漂うレーズンのようなニュアンスとブラックペッパーの舌触り、そしてバニラ香の余韻を感じたような気がするのは、酔いが幾分廻ったせいだろう。 ついつい食卓に長居したため、明日楽しむ分を危うくなくしてしまうところだった。

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