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2.5
NV オーギュスタン エレマン O2(オーツー)ロゼ アヴネ・ヴァル・ドール (93% 1erクリュ) グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ ヴァレ・ド・ラ・マルヌ シャンパーニュ/フランス 土曜日のワイン。 ピッツェリアの後、これまた近くのトルコ料理の持ち帰り専門店に立ち寄り、ポテトケバブとタコのマリネ、レバーペーストとトルコパン(ピタ)をテイクアウトして、さらにウチで宅飲み。 ピノ・ノワール100%のロゼ・シャンパーニュを開けました。 希望小売り価格は、かなりアッパーな価格の高額シャンパーニュですが、抜栓時に噴きまくるという、レストランではリカバリー困難な特徴があるために破格のディスカウントをされていたワインです(笑) 絶対に噴かせないで開けてやる! と固く誓って抜栓に臨みましたが…残念ながら、あえなく撃沈(爆笑) 結局、グラス1杯分ぐらいはボウルが受け止めてくれました。 皆さまも、このワインを開ける際には、十分ご注意ください‼︎ ただ、中身は素晴らしいですね♪ 外観は、淡いラズベリーレッド、そう、ピンクじゃなくて淡いレッドなんですよ! 泡立ちはキメ細かくて、非常に勢いが強く(苦笑)、持続性があります。 香りは、赤果実ベースに黒果実と甘いスパイスのブレンド、そして、たっぷりのミネラルを振りかけた感じ。 先日いただいた、スロヴェニアのロゼ泡、モヴィア/Moviaのプーロ・ロゼ/Puro Roséに、とってもよく似ています♪ ただ、こちらのワインは、香りも味わいも、ロゼというよりは赤に近い感じがありますね⁉︎ 味わいは、ピュアで瑞々しい果実感が前面に出てきますが、同時に、上品なスパイシーさやミネラルのニュアンスもたっぷりで、極めて複雑な風味というか、香味を持っていると感じました。 デゴルジュマンは2021年8月と、そこそこの経年ですが、まだまだヤンチャというか、若々しい味わいです。 このワイン、バックラベルに「Mono cépage, Mono cru, Mona année.」と書いてある通り、原料であるぶどうにおいては、「単一/Mono」に強烈な拘りがあります。 純粋なテロワールを表現するために、ぶどうはピノ・ノワール100%の単一品種で、単一畑の中の樹齢40 年以上の単一区画。 エチケットには生産年が記載されていませんが、単一年のぶどうで造られるミレジメ・ワインです。 このワインに関しては、ティラージュが2018年と記載されていますので、ぶどうの収穫は2017年ということになります。 もうひとつの拘りは、醸造における徹底した「無〜/Non」で、このワインは、天然酵母による発酵、無濾過、ノン・ドザージュ、SO2無添加にてつくられます。 つまり、何も足さないことでクオリティを追求しているのです。 ロゼとしての製法も、当然、アサンブラージュではなくセニエで、浸漬期間は不明ですが、「長め」だそうです。 ところで、キュヴェ名は、バックラベルに「Élément O2(2は上付きの小文字)Rosée」と記載されています。 Élémentは「要素」でO2は「酸素」、Roséeは、発音は同じですが、ロゼワインのRoséではなく、「露」とか「朝露」のことだそうです。 判じものや、短い詩のような名前で、明確な意味を読み取りにくいですが、実は、このワインには「ガイア/Gaïa」という名の姉妹キュヴェがあり、そのガイアとの関係から見えてくるものもあります。 ガイアとは、ギリシア神話に登場する大地の女神で、地球そのものを表す言葉として使われることも多いですね。 キュヴェ・ガイアは、原料となるピノ ノワールが育った畑の地下4.5mまで穴を掘って埋め、地中で熟成させた特別なキュヴェ。まさに大地のワインです(@_@) 土の中という、嫌気的な特殊環境で「地下熟成」されるガイアに対して、O2は酸素がたっぷり(?)の「地上熟成」のワインということでしょうか? このふたつのワインの違いは瓶熟成の場所だけなので、飲み比べたら興味深い知見が得られそうですが、どちらも高額商品(私にとっは…)ですから、実現することはなさそうですね…ハハハ。 まぁ、抜栓時の制御には失敗しましたが、美味しかったですし、片っ方だけでも飲めたことを良しとしましょう✨
iri2618 STOP WARS
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NV オーギュスタン エレマン O2(オーツー)ロゼ アヴネ・ヴァル・ドール (93% 1erクリュ) グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ ヴァレ・ド・ラ・マルヌ シャンパーニュ/フランス 土曜日のワイン。 ピッツェリアの後、これまた近くのトルコ料理の持ち帰り専門店に立ち寄り、ポテトケバブとタコのマリネ、レバーペーストとトルコパン(ピタ)をテイクアウトして、さらにウチで宅飲み。 ピノ・ノワール100%のロゼ・シャンパーニュを開けました。 希望小売り価格は、かなりアッパーな価格の高額シャンパーニュですが、抜栓時に噴きまくるという、レストランではリカバリー困難な特徴があるために破格のディスカウントをされていたワインです(笑) 絶対に噴かせないで開けてやる! と固く誓って抜栓に臨みましたが…残念ながら、あえなく撃沈(爆笑) 結局、グラス1杯分ぐらいはボウルが受け止めてくれました。 皆さまも、このワインを開ける際には、十分ご注意ください‼︎ ただ、中身は素晴らしいですね♪ 外観は、淡いラズベリーレッド、そう、ピンクじゃなくて淡いレッドなんですよ! 泡立ちはキメ細かくて、非常に勢いが強く(苦笑)、持続性があります。 香りは、赤果実ベースに黒果実と甘いスパイスのブレンド、そして、たっぷりのミネラルを振りかけた感じ。 先日いただいた、スロヴェニアのロゼ泡、モヴィア/Moviaのプーロ・ロゼ/Puro Roséに、とってもよく似ています♪ ただ、こちらのワインは、香りも味わいも、ロゼというよりは赤に近い感じがありますね⁉︎ 味わいは、ピュアで瑞々しい果実感が前面に出てきますが、同時に、上品なスパイシーさやミネラルのニュアンスもたっぷりで、極めて複雑な風味というか、香味を持っていると感じました。 デゴルジュマンは2021年8月と、そこそこの経年ですが、まだまだヤンチャというか、若々しい味わいです。 このワイン、バックラベルに「Mono cépage, Mono cru, Mona année.」と書いてある通り、原料であるぶどうにおいては、「単一/Mono」に強烈な拘りがあります。 純粋なテロワールを表現するために、ぶどうはピノ・ノワール100%の単一品種で、単一畑の中の樹齢40 年以上の単一区画。 エチケットには生産年が記載されていませんが、単一年のぶどうで造られるミレジメ・ワインです。 このワインに関しては、ティラージュが2018年と記載されていますので、ぶどうの収穫は2017年ということになります。 もうひとつの拘りは、醸造における徹底した「無〜/Non」で、このワインは、天然酵母による発酵、無濾過、ノン・ドザージュ、SO2無添加にてつくられます。 つまり、何も足さないことでクオリティを追求しているのです。 ロゼとしての製法も、当然、アサンブラージュではなくセニエで、浸漬期間は不明ですが、「長め」だそうです。 ところで、キュヴェ名は、バックラベルに「Élément O2(2は上付きの小文字)Rosée」と記載されています。 Élémentは「要素」でO2は「酸素」、Roséeは、発音は同じですが、ロゼワインのRoséではなく、「露」とか「朝露」のことだそうです。 判じものや、短い詩のような名前で、明確な意味を読み取りにくいですが、実は、このワインには「ガイア/Gaïa」という名の姉妹キュヴェがあり、そのガイアとの関係から見えてくるものもあります。 ガイアとは、ギリシア神話に登場する大地の女神で、地球そのものを表す言葉として使われることも多いですね。 キュヴェ・ガイアは、原料となるピノ ノワールが育った畑の地下4.5mまで穴を掘って埋め、地中で熟成させた特別なキュヴェ。まさに大地のワインです(@_@) 土の中という、嫌気的な特殊環境で「地下熟成」されるガイアに対して、O2は酸素がたっぷり(?)の「地上熟成」のワインということでしょうか? このふたつのワインの違いは瓶熟成の場所だけなので、飲み比べたら興味深い知見が得られそうですが、どちらも高額商品(私にとっは…)ですから、実現することはなさそうですね…ハハハ。 まぁ、抜栓時の制御には失敗しましたが、美味しかったですし、片っ方だけでも飲めたことを良しとしましょう✨
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