オレンジワインは、白ブドウの実をつぶして、赤ワインと同様に皮や種と一緒に発酵させたワイン。だから白っぽくても白ワインにないタンニンを感じたりする。 色が薄いのに白ワインでもロゼワインでもない不思議な感覚だ。 オレンジワインはグルジア原産、グルジアは黒海に面しカスピ海とも近いから海産物に似合うワインができて不思議はない。実際、一日めは鮭のステーキ、ニ日めは豚テキで美味しく飲めたから、白ワインと赤ワインの特性を併せ持つオールラウンドなワインと言うことはできる。 グラス越しに見えるのは薄いロゼかウィスキーの水割りの色で、飲んでみると辛口ワインという意外感。 白赤併せ持つとは言え、保守的な私はやっぱり白赤を飲み分けたほうが楽しめると思う、そこは人それぞれ、好みの世界。

Numéro un