いゃー、面白い。初体験。 香りの入り口は、レモンなんだけど、そこから、リンゴ、洋梨、白い花、ライムストーン、イースト、アーモンドから、ちょっとしたハチミツまで広がる。 酸味はすーっと、鋭い縦方向に伸びる、その先端部分がレモンのような。凄く質量を感じる凄いミネラル感。あくまでも凛凛しい辛口。そして、重心は低くて大柄、どっしり感がある。 いやー、面白い(2回目w)。 しいて例えると、 香りの入りはニュージーランドのソービニョンブラン。ボディのプロポーションは、熟度の高いブルゴーニュのシャルドネ。でミネラルや苦みニュアンス含めたアウトプットの見せ方(ドレスアップ)は、イタリアの(デッペールあたりの良質な)ヴェルメンティーノ。これらを足して3で割って、3者を凌駕するプラスアルファの強靭な腰のあるミネラル感をプラスした感じ。 世界の高級白ワインにあるのは、コートドールの、モンラッシェ一族を頂点とするヒエラルキー、そこに文法や作法や暗黙の了解事項みたいなのがあるとすると、これってその枠には収まらないワイン。酔った勢いで、とっても大袈裟にいうと、世界の白ワイン界のゲームチェンジャーになりうるワインかも⁈というくらいのインパクトがありました。そしてこれが2千円代って、ギリシャワイン恐るべし、です。

funza

私も以前飲みましたが、これ、良いですよね。(^_^)

chambertin89

chambertin89様、コメントありがとうございます。 "ギリシャなコシュデリ"というありがちな(笑)釣り文句に釣られて試してみましたが、ビックリでした。ギリシャワインの伸び代、可能性を感じますよね！

funza