2014 アルド・ディ・ジャコミ ザーヒル オッフィーダ・パッセリーナ DOCGテッレ・ディ・オッフィーダ カストラーノ マルケ/イタリア 初めての品種をいただく時は、本当にドキドキ、ワクワクするものですが、実際に飲んでみると「？」 なんだかアレに似てるなぁ…とか、こいつにソックリかも⁉︎ など、落ち着くところに落ち着く感じのことが多いですね。 今回いただいたパッセリーナ、まったく初めての品種でしたが、全然似ているものに思い至らず、ドキドキ、ワクワク感が継続中です♪ 最初の驚きは、意外なところに…何とこのワイン、DOCGなんですね⁇ これはかなりビックリしました。 私がワインを飲み始めた頃は、確か4、5種類しか存在しなかったDOCGワイン。どんどん増え続けている認識はありましたが、今年3月時点で74となっているのですね。 まあ、それはただの勉強不足ですが、本当に驚いたのはその中身です。 グラスに注いでみると、とてもとても透明度&輝度の高い明るい黄金色のワイン。グラスをぐるぐる回すと逃げ足の速い脚が砂漠の彼方に出現する逃げ水のように現れます。 えっ？ 何これ⁉︎ 面白いんですけど…ついつい遊んでしまいたくなる眺めですが、我慢がまん。隠忍自重の上、香りを取りましょう。 香りは良い意味でも悪い意味でも複雑です。まず、香り全体の圧が低めでハッキリした特徴のある香りを識別しにくいです。 しかも、個々の香りが青い柑橘の皮をツイストした感じだとか、桜の花の枝を手折った時の樹液の香りだとか、鬼百合の球根にこびりついた土の香りだとか…とかとか、自分でも何を書いているのかわからないようなマニアックな香りが取れてしまうのです（笑） いつまでも笑い続けながら香りを取り続けたい暗い欲望を封印して、ワインを味わってみましょう。 口に含むと、まず強烈な酸味の往復ビンタが待っています。「目が醒めるような」とは、まさにこの感覚。レモン系のどストレートな酸ですね。 続いて、酸に乗った形でミネラル感の宝石箱状態。硬いヤツだけではなくて、しっかり土の味も入っている感じ。 未知のものと出逢った時、泣いたり、怒ったり、笑ったり、恐ろしくなったり…いろいろな反応が無意識に出てしまうものですが、私は今のところ笑い続けています。 笑いに包まれたドキドキ、ワクワク感…2日目の変化を見たくてワインを残しました。明日は、ワインがどう変わるのか、変わらないのか？ 自分自身がどんな反応をするのか⁇ とても楽しみです♡ ちなみに、ザーヒルはアラビア語（やっぱり！）で、自然に対する深い情熱を表す言葉。自然に対して生まれる畏敬の念、尽きることのない情熱を表現しているそうです。 そして、パッセリーナという品種は、アドリア海沿岸の古代品種で、その名前は「小さなスズメ」を意味しているとか。 スズメに似た、際立った黄色いぶどうの実の色や、小さな翼に似た枝の形にちなんでいると言われていると、ネットで検索しました。 さらにネット情報によれば、このワインはパッセリーナ100%ではなく、比率は不明ですが、マルヴァジアがブレンドされているそうです。なかなか濃い組み合わせですね♬ イタリアワイン、相変わらず奥が深いです☆ 【2日目】 強烈な酸味はいくらか和らぎましたが、全体を支配するのは、やはり強い酸です。 刺さるような鋭さから、ジワーッと舌を包み込む、熱のようなエネルギーを持った官能を刺激する持続する酸味。 この「熱」のようなものが、このワインの名前であるザーヒル＝情熱でしょうか？ 何となく伝わったような、とんでもない勘違いのような…笑 表現が難しいですが、酸の質が大きく変わりました。残念ながらこれで飲み切り。3日目の変化が見てみたかったですね〜☆

iri2618 STOP WARS

たまたま飲んだパッセリーナ(お安め)がすこぶる酸っぱくてそれから遠ざかってます。。。 このワインもやっぱり往復ビンタ（笑） う〜ん、そろそろパッセリーナも再確認したいけど怖い！！(^-^;)

kenz

kenz(ケンズィ)さん やっぱり酸っぱいんですね⁉︎ こちらも「すこぶるレベル」でした(@_@) 今晩、再確認予定です☆

iri2618 STOP WARS

DOCGが4～5種しかなかった頃からワインを飲まれているということに驚きました(゜ロ゜; いまだとDOCG全種類制覇はかなり大変です(^_^;)

ina☆

ina☆さん 私が飲み始めた頃には正確には5種類のDOCGが存在していました。バローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノのオリジナル4と、1984に昇格したキャンティです。初めての白、驚きのアルバーナ・ディ・ロマーニャが発表された時には驚いだものです（遠い目…）☆

iri2618 STOP WARS

オッフィーダってイタリアのDOCG覚えたような。 でも、品種は知りませんでした( ˘ω˘ ) 酸っぱいというとアリゴテしか浮かびませんが、イタリアで、しかもアルコール12％しかないのにそこまで酸っぱいのは、品種個性なんでしょうか？ 今にもチャリで出動したい気持ちもありますが、他に開けなきゃいけないワインがたくさんあるので、お預けとします。

ぺんぺん

ぺんぺんさん DOCGは数が多すぎて、とても覚える気にならず、未だによくわかりません(@_@) 酸っぱさに関しては、アリゴテでも叶いませんね♪ kenz(ケンズィ)さんもすこぶる酸っぱいパッセリーナを体験されたそうですから、これはもう品種特性でしょう（笑）

iri2618 STOP WARS

2日目の模様をレビューに追加しました☆

iri2618 STOP WARS

1つのワインでここまで表現できるんですね！勉強になります！ 私はエキスパート試験の際に気合いでDOCG74個覚えましたが、ほとんど飲んだことがありません...(恥 頭でっかちにならないように、まずはこのワインの往復ビンタで気合い入れ直します(笑

GoN

GoNさん 元気ですかぁッ⁉︎ WEのテイスティング対策としてvinicaに投稿していたら、いつの間にかこんなレビューのスタイルになりました。最初は「ごっこ遊び」だったんですが…☆

iri2618 STOP WARS

こんばんは、iriさん(•̥̑.̮•̥̑)仕事上がりに、気持ち良いiri節に酔いしれております。いつまでも笑い続けながら香りを取り続けたい欲求って暗いんですか？？やっぱり私暗いんですね(笑)パッセリーナ飲んだことありませんが、口中が酸っぱくなってきました！ザーヒルという言葉の意味をお教え頂き、美しいエチケットの絵がさらに美しく感じました♪

kaori

kaoriさん こんばんは。お仕事、お疲れ様でした。私の拙いレビューがkaoriさんの疲労回復に少しでも貢献できるなら、これに勝る歓びはありません。 笑いながらグラスに鼻を突っ込んで香りを取り続ける行為、私は好きなんですが、家族に気味悪がられるため、時間制限を設けています（笑） 暗いか暗くないかは、所謂社会（小さいですが）的な制約によるもので、私の価値判断からのものではありません（多分）。 それと、目の前の生産性のない事柄に夢中になって、脇目も振らず集中していると、まわりの照度が落ちたように感じませんか？ それもあって「暗い」という表現なのかも。 まあ、要するに言葉のアヤのようなもの。あまりお気になさらぬよう。ちょっとPC的な配慮に欠けた表現だったようで、スミマセンでしたm(_ _)m このワイン、完全にジャケ買いですね。しかも飲んだことのない品種。ああ、思い出したら、私も口の中が酸っぱくなっちゃいました♪

iri2618 STOP WARS

きゃー！こちらこそお気を遣わせてしまい、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜(関西限定のネタですよね？笑)。スミマセン！私が暗いとか書いたのはただのネタでした。iriさんのone wordに込められた重層が大好きでファンなのは、既にお伝えしまくっておりましたので、勝手に妄想→じんわり味わいニヤリ→お伝えを省略し、軽い気持ちで書いちゃいました！キャピキャピ度合いはゼロ(人に合わせて振りすのも疲れて止めました♪)ですが、見た目はオバちゃん、中身は子ども！(笑)隠れ体育会系ポジティ部員です(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑ iriさんの深慮には程遠いものの、『暗い/暗くない』はじめ、アレコレと他者の人物描写をする表現は(社会的利便性という側面も含み？)、単なる『レッテル』に過ぎないと思っています。他者を少し見て「あの人○○ねー」と言う人も見かけますが、「暇なんかな？」とスルー(笑)。よー知らん人による評価など、どーでもええね〜ん♪自分を自分でどう思うかも、正直な所、「私って暗い…」など落ち込んだことは無く(そんな暇なしっ貧乏暇なしっ笑)、ま、「やっちまったなー」と言動を反省することは多々ありますが、何事も経験！そこから、何をどう学び、今に生かすか！人生、死ぬまでチャレンジ╭( ･ㅂ･)و ̑̑ ｸﾞｯ ! あ、しょっぱいこと書いてスミマセーン。iriさんのお口の中が塩っぱくなりませんように(•̥̑.̮•̥̑)笑。

kaori

kaoriさん 適当に書きなぐっているレビューを、本人も気がつかないような意味までお汲み取りいただき、本当にありがとうございます。kaoriさんのコメントはいつも楽しみです。隠れ体育会系ポジティ部（笑） 入部希望しまーす☆

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