ピノ・グリージョ（グリ）の旅・その131 2021 ファビュラス　フォエミネ　ピノ・グリージョ　IGP テッレ・ディ・キエーテ　アブルッツォ/イタリア 日曜日のワイン。 高知の姉からの到来もの、鰹のタタキに合わせて、ピノ・グリージョのオレンジワインを開けました。 ドイツワインのような細長いボトルですが、イタリア・アブルッツォ州のワインです。 エチケッタは、よく見れば女性の横顔の真っ白なシルエットに、「sciacquajje」と呼ばれる、アブルッツォの伝統的な弓形（馬蹄形？）のイヤリングのイラストがアイコン的にあしらわれています。 初めてこのイラストを見たとき、ハロウィンのオバケみたいと思った私は、目がどうかしているみたいです(恥) DIAM3のコルクを抜き、ワインをグラスに注ぎます。 外観は、オレンジというよりはロゼそのもののローズピンク。明るくクリアで、サラッとした質感を連想させる見た目です。 グラスからは、アセロラやクランベリー、サクランボのような瑞々しく甘酸っぱい印象の赤果実、優しく柔らかなハーブティ、鉄、チョークの香り。 口に含むと、スッキリさっぱりした爽やか飲み口で、軽やかな果実感が口の中で拡がります。 甘さやエグ味は控えめで、酸や旨み、苦みを含むミネラルも効いていて、スイスイといくらでも飲めそうなバランスの良さが素晴らしいですね。 度数は13%と普通の値ですが、アルコールの刺激が弱く、ローズヒップなど、ハーブ系のコーディアル・ウォーターをいただいているような清涼感のある味わい。 これは食中酒としても素晴らしいですし、暑さを和らげるためのリフレッシュ・ドリンクとしても最高かもしれません。 そういえば、直近にいただいたアブルッツォのグリ/グリもオレンジワインで、同じように爽やかなタイプでした。 イタリアのピノ・グリージョといえば、北部のフリウリ・ヴェネツィア・ジューリアや、トレンティーノ・アルト・アディジェをついつい思い浮かべてしまいがちですが、アブルッツォに代表される、中部地方にも注目する必要がありそうですね。 タタキとの相性に関しては、ワインに含まれる仄かな苦みが、鰹の鉄っぽさに、また赤い果実味とタレに含まれる柚子の風味が良く合い、とても良い取り合わせでした。 ごちそうさま。

iri2618 STOP WARS

私も可愛いオバケちゃんだと思いました〜(笑) アブルッツォのピノグリはオレンジなのですね！ お色、とても綺麗です♡

ゆーも

ゆーもさん　コメントありがとうございます。とても爽やかな「ピンク」ワインでした。イラストは、やはりオバケちゃんですよね(笑) あ、でもスタさんにもちょっと似てるかも(爆)

iri2618 STOP WARS

遂にこちらのアブルッツォPGを飲まれたんですね！ 私はエチケットをずっとドクロだと思っていて、イヤリングと聞いたときははて？と思いましたが、なんと女性の横顔だったとは…

genchidx2

genchidxさん　コメントありがとうございます。やっぱりドクロっぽいオバケちゃんのイラストに見えますよね(笑) これがアクセサリーだったのは意外でしたが、エチケッタ全体が女性の横顔のシルエットだったことに、さらなる衝撃を受けました（ある意味ドクロ・笑）

iri2618 STOP WARS