Pikes Luccio Pinot Grigio写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインPikes Luccio Pinot Grigio(2019)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2020-09-01
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所はせがわ酒店 東京駅グランスタ店
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーターヴァイアンドカンパニー

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その102 2019 パイクス・ワインズ ルッチオ ピノ・グリージオ ポリッシュ・ヒル・リヴァー クレア・ヴァレー  サウス・オーストラリア/オーストラリア 火曜日に開けたワイン。 晩ごはんの焼き餃子、キャベツのスープ、栃尾とナスと万願寺の煮付に合わせていただきました。 透明度の高い淡い小麦色、キラキラ光る酸の強そうな見た目。 ライムやレモンのような酸の強い柑橘類、青梅、スモモ、花梨の香り。 白い花、タイムのような緑のハーブ、火打ち石、粘土…かなり強いミネラルのニュアンス。 なんとなくリースリングを連想する香りのプロファイルですね♪ 口に含むと、やはり強い酸! とてもドライでリーン、締まった印象の味わいです。 クリスピーでサラッとした口あたり、新鮮でイキイキした果実味、石灰を思わせる硬いミネラル。 後口に残る、しっかりした苦みに「らしさ」を感じますが、やはり、リースリングみたいな味わいのグリ/グリです。 産地のクレア・ヴァレーは、約160年のワイン造りの歴史を持つ、オーストラリアで最も古いワイン産地のひとつで、リースリングの産地として有名です。 30以上のワイナリーが集中するエリアで、その多くは家族経営の比較的小規模なもののようです。 オーストラリア政府観光局のHPを見ると、クレア・ヴァレーの紹介として、真っ先に「クレア・ヴァレー リースリング・トレイル」という、各ワイナリーのセラードアを訪ねるアクティヴィティを紹介していますね。 同地のワイナリーは、観光資源としても魅力的なようです。 このワインの生産者のパイクス・ワインズも家族経営のワイナリーで、リースリングのポテンシャルを確立させた先駆者として評価が高く、グリ/グリながら、リースリングを連想させる風味を持つのは、ある意味、必然のようです♪ このワインに合わせて聴いたのは、テオルボ奏者、シモン・リンネによる『L'ART DU THEORBISTE-MUSIC (Music for Theorbo)』。 テオルボは、17〜18世紀に使われた14〜16弦のリュートに似た撥弦楽器で、イタリアでキタローネと呼ばれる楽器もほぼ同じものです。 リュートを巨大にしたような構造と外観で、バロック音楽の通奏低音を担っていましたが、古典期になって消滅しました…古生物におけるマンモスやサーベルタイガーのような存在と言えば良いのでしょうか? とても甘く、柔らかな音の響きが身体に浸み込むようで、このワインが意図的に省いている、質感や濃度を補完してくれるようなペアリングになりますね♫ このアルバムの中では、特にロベール・ド・ヴィゼの曲が素晴らしく、陽射しの強い夏の昼下がりに、乾いた草原を吹き抜けていく、冷涼な湿り気を帯びた爽やかな風のような演奏に心を掴まれます。 ワインと音楽の組み合わせは、今回のような相互補完的なものや、お互いの特徴をベクトル合わせして、さらに強調するようなタイプ、そして特徴が共鳴し合い、美しいハーモニーを生み出すタイプ、ただのゴロ合わせ、生み出された土地や生産年つながり…いろいろな楽しみ方がありますね(๑˃̵ᴗ˂̵) どれかひとつ!というのではなく、いろいろなバリエーションを楽しみたいですね☆

iri2618 STOP WARS

Pikesといえば確かにリースリングを思い浮かべますが、ピノグリも美味しそうですね。 クレア・ヴァレーのリースリングは全般的に酸が強く超長期熟成に向いていると言われますが、ピノグリはどうなんでしょう?ピンキリあるとは思いますが。

LaraMoon

Laraさん じっくり味わうと、やはりリースリングとは違ってグリ/グリの味がします(笑) グリ/グリにしては酸が強いですが、リースリングに比べるとやはり足りない感じですね。ただ、こちらの作り手さんのワイン、土地のキャラクターをとても忠実にワインに反映しているように思いました。パイクスのリースリングも飲んでみたくなりました!

iri2618 STOP WARS

テオルボ??古生物におけるマンモスやサーベルタイガーのような存在…ちょっと残念ですが、現在サーベルタイガーいても困りますもんね!仕方ない(笑) 先生(^-^)/ ハイハイ! 今回もワイン&音楽のお勉強、共に素晴らしい表現でよく分かりました♪

盆ケン

盆ケンさん テオルボにもいろいろ種類があって、巨大なヤツは「これどう弾くの?」「どう持つの?」というレベルになり、残念度が増しますね(苦笑) デカイ図体に見合わない優しく柔らかい音を楽しめる楽器です。盆ケンさんも、ぜひお聴きになってみてください。ちなみに、私は、サーベルタイガーやマンモスが今いても困りませんが、ちょっと棲み分けが大変そうですね♪

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