G・セロスとは違う、自然でピュアな味わい。 時間経過とともに、繊細から豊満へ。元のワインは、誠にブルゴーニュ的と言って良いほどの熟度がある。が、ギヨームのような酸化のニュアンスや樽感はない。その点、間口が広い。Ville-sur-Arceあたりは、良く実るんだな、と実感。 セロスを語る人は、一度は飲むべきだし、ギヨームのラルジリエよりはるかに安い。問題は、探すのが大変、ということ。 魚介自慢のフレンチにて。伊勢海老なんぞは珍重しないが、この酒との相性は良かった。

Pasteur