Beau Paysage Kurahara le bois 2014 抜根済みの藏原のカベフラ。 ツガネよりもエレガントな印象⁇ お店の方曰く、抜栓後、立てた状態で3日位オリを落ち着けたくらいが一番美味しいとのこと。 でもね、開けたてからエレガントで妖艶な香り。 香りや味わいの落ち着き方、ワインの熟成を四季に例えるなら秋の装いが出てきている雰囲気。 熟成感も顔を出し、ピークに入っていると言って良いでしょう。 開けたては、ボーペイサージュらしい香り。 梅や鰹出汁、酵素ジュースのような香り。 そして、熟度の高いプラム、プルーンに少しレーズン。そこに紅茶などのお茶っ葉や落ち葉のような落ち着いた香り。カベフラらしい青さは岡本さんと熟成でここまで昇華するのか… 開けたてと瓶底はボーペイらしさを感じ、間は上質なカベフラ感。 落ち着いた甘みを伴った果実、酸はほとんど溶け込んでいて、タンニンが恐ろしくシルキー。果実が中空を飛び続ける余韻。なんと長いこと。 最後の一杯のオリが細かいこと細かいこと。しっかりオリと接触させているのかね。 もちろん栽培や収穫のタイミングも重要なんだろうけど、熟成管理もボーペイサージュのキモな感じする。オリ近くにらしさを感じるのよね。前にイレンカの瓶底にボーペイっぽさを覚えたし。 ルボワ＆ルフーは香り＆味わいに安定感あるね。

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