ブルゴーニュ・ブラインド・ワイン会。 最初のブラインドフライトは３種類の2005年、ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・カイユのワインで、違う作り手でした。次はロバート・シェヴィヨン・ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・カイユ2005年。 こちらもブリック掛かった、濁ったガーネット。甘いチェリーやブラック・ベリー等の凝縮感のある芳香。タンニンも果実と綺麗に共存していて、酸味も含めバランスが良く、全体の作りがとても素晴らしいです。熟成香は未だ殆ど感じず、まだ若々しささえ感じます。余韻も長く、飲む度に酒質の素晴らしさがダイレクトに伝わる出来は、流石ニュイ・サン・ジョルジュ最高の作り手の一人らしい出来でした。ただ2005年のワインにたまに感じる時間の経過での全体感の不安定さを少し感じました。今後どのタイミングが一番美味しくいただけるかの想像が、少し難しいようにも思いました。

Marcassin

こんばんは。 2005の飲み頃はよくわかりませんね。過ぎているのもあれば、ガチガチのものもある…。 開けるのが怖いのでセラーの肥やしになってます。

hirochew.76

hirochew.76さま こんばんは。ありがとうございます。 確かにおっしゃる様に熟成させてからの不安定さで全くわからないヴィンテージですね。出た頃の今世紀最高の評判が今後どうなるかお手上げでございます。

Marcassin

Marcassinさま まったく同感です。 酸とタンニンが丸くなった頃には、果実味は抜け落ちていそうな、不吉な予感もします。88のように時を要した分、美しく熟成してくれると良いのですが。

Pino♪

Pino♪さま ありがとうございます。 何でしょう果実の糖度が高い分、酸とのバランスが収穫時期で左右されるのでしょうか。結論付けるにはまだ早い様ですが、88‘、89’、90‘も全てが良い訳では無いですので、そういうのも含めてワインの面白さだと思います。

Marcassin

Marcassinさま おっしゃるとおりですね。 ヴィニュロンの努力と自然の織りなす賜物を全て楽しむこととしましょう。

Pino♪

Pino♪さま 特にブルゴーニュはこういうワインなのでしょうね。なんだかんだですが、結局どのヴィンテージでもしっくり来るのは、ある意味自分の好きなヴィニェロンだと思います。

Marcassin