ジュヴレ・シャンベルタン 2008、ミシェル ギーヤール。先日、長崎に出張した時に入手。 ブルゴーニュらしい適度な色の濃さ。ほんの少し濁って見えるのは清澄がないためでしょう。香りも適度に落ち着いてここらしいといえます。 最近のブルゴーニュらしく、果皮よりもエキスを絞った感じがはっきりとわかりますが、アルコールが強く感じられ、私個人としてはもう少し寝かせた方が良かったかもと思いました。 ブルゴーニュが面白いのはボルドー系以上にグラスの中での変化が大きいところで、開いた状態が必ずしも長く続くとは限らないところです。 このワインは9年前のヴィンテージということになりますが、熟成の段階としては、ボルドーで言えばさらに10年くらい前の雰囲気でしょうか。バランス的には結構難しいワインでした。

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