初めて飲んだタカヒコさんのブランドノワール 雑味・渋みがなくて美味しかったです。 タカヒコさん曰く、これは負けた葡萄で作ったワインです。まじめに畑をやるとできないです。サボってるとたくさんできるのでそういう戦略もあるかも らしいです（笑） 私がいただいたのは2018と2019のマルチヴィンテージです。 以下、オンラインツアーイベントで配布された資料より 理想的な貴腐に感染したナナツモリ・ピノノワールを粒単位で収穫し作られるナチュラルな辛口スティルワイン。 そのため貴腐が発生しない年は生産量が落ち、醸造されない年もある。 2018.2019と天候に恵まれ、寄付に感染したブドウが非常に少ない年であったため2018(200L),2019(940Ｌ)がブレンドされマルチヴィンテージとなった。 貴腐葡萄だけでは糖度が高すぎるため、健全果も搾汁し、辛口ワインになるよう調節されている。亜硫酸なしで野生酵母にて発酵を行う。発酵終了後、古樽にて亜硫酸無添加のまま約1年間樽熟成。香りは、ナッツ、トリュフ、バター、蜂蜜、天津甘栗、白桃、シトラス、べっこう飴、紅茶、みかん。余韻は長く、口当たりが非常に優しいワインに仕上がっている。 ブランドノワールは様々な食材や料理と違和感なくマリアージュする。瓶詰直前にて亜硫酸を添加しているため、瓶詰後1年間は非常に閉じている。このヴィンテージは力草強いため、抜栓は2022年1月までは待っていただきたい。理想は3年以上熟成してからの抜栓。生産本数が少ないため、多くの方とシェアして飲んで頂けることを期待する。

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