ドメーヌ・デ・トゥレールのメルウェ＆オベイデ・ヴィエイユ・ヴィーニュ レバノンに存在する代表的な(唯一の)土着品種とされるのが、このワインでブレンドされているメルウェとオベイデです。どちらも一般的にはプレフィロキセラとされ、綴りや読み方は不安定。前者はセミヨン、後者はシャルドネなのではないかと思われていた時期もあったそうですが、DNA鑑定の結果はレバノンの土着品種であることがほぼ確定しました。両者はよくこのワインのようにブレンドされます。 薄く銀色がかったイエロー。レモン、ライム。 香りは弱め。初日は酸化と除光液のニュアンス。次第にミネラルをしっかり感じる軽快な白に。やや未熟な果実感。ちょっと醸造的に不完全なところが垣間見え、品種の個性を感じるまではいきませんでした。

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