外観は濃いガーネット、エッジは淡いオレンジ色だが、粘性は控えめ。ブラックチェリー、ダークチョコレート、バニラの香りが強く感じられ、華やかでとてもフルーティー。味わいは滑らかで余韻は比較的あっさりとした、スッと消えていく印象。 久々の家飲みワイン。平成最後の1本は何を開けるか、セラーの前でいろいろ悩みましたが、前の職場を離れる際に餞別で頂いたトスカーナの赤ワインをセレクトしました。 カベルネ・フラン75％、シラー25％というやや特殊？なセパージュ。DOCG「モレッリーノ・ディ・スカンターノ」を生み出した、トスカーナ南部のグロッセート県で造られたワインです。シラーの印象はそれほど強くなく、マイルドなカベルネ・フランが主役のワイン、かな。 平成最後の晩餐、シウマイに茄子と挽肉の炒め物とともに。まるで大みそかのような雰囲気のなか、新しい令和の時代も美味しいワインとともに生きていきたいですね。皆様、良い令和時代を！

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