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5.0
モンスターのような存在感ながら、新樽が僅か10%のためか、いやらしさがカケラもない。温度が16〜18度くらいに上がるとアロマが急に開く。フラワリー、スパイシー、フルーティと、狙いすまされた美しいバランス。チェリーパイのような僅かに甘い香りもたまらない。アメリカンチェリーのような酸はすばらしく、アタックは筋肉質なものの、凝縮され過ぎてはいない。三位一体のまま続く余韻は果てし無く長く、程よいタンニンが全体の印象を引き締める。これを飲むと濃いだけのシラーズや、樽のあざといニューワールドに戻りたくなくなる…ペンフオールズのセントヘンリに通じる印象?
柴田泰孝
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モンスターのような存在感ながら、新樽が僅か10%のためか、いやらしさがカケラもない。温度が16〜18度くらいに上がるとアロマが急に開く。フラワリー、スパイシー、フルーティと、狙いすまされた美しいバランス。チェリーパイのような僅かに甘い香りもたまらない。アメリカンチェリーのような酸はすばらしく、アタックは筋肉質なものの、凝縮され過ぎてはいない。三位一体のまま続く余韻は果てし無く長く、程よいタンニンが全体の印象を引き締める。これを飲むと濃いだけのシラーズや、樽のあざといニューワールドに戻りたくなくなる…ペンフオールズのセントヘンリに通じる印象?
柴田泰孝