レ・ゼール・ド・ベルリケ サン・テミリオン グランクリュ 2014 1768年に設立されたサン・テミリオンの中でも非常に長い歴史を持つシャトー ベルリケのセカンド。 サン・テミリオンのシャトーの中で、シャトー名を冠してワインを売り出した最初のシャトーのようです。 1986年にサンテミリオン グランクリュ クラッセに格上げ。 シャトーが位置するのはサン・テミリオン村のすぐ外側、シャトー・アンジェリュス、シャトー・カノン、シャトー・マグドレーヌ、テルトル・ドーゲなど優れたシャトーに隣接したサン・テミリオンの石灰岩の丘にある。 2017年にシャネル グループにより買収。 カシスやブラックペッパー、少し西洋杉もあるが、こちらのワインはスミレ、特にバラに近いような華やかさのある強い花々の香りが印象的。 黒系というよりは赤系果実寄りの味わいが強く、フルーティーで、酸がしっかりしている。その後に少し甘みがやってきて、タンニンは力強いが滑らか。そして余韻にかけてのミネラル感が充実している。もう少し黒果実の重みや甘さがあるとなおよかったかもしれないが、野暮ったさはなく、クリーンで透明感のある味わい。グラスが進みます。 サンテミリオンのワインなんですが、これをブラインドで出されたらブルゴーニュと見紛うかもしれないです。 ボルドーっぽさもあるんですが、なかなか面白い思います。 お試しください～ メルロー70 カベフラ25 カベソー5 コスパもよし。

Vin étudiant 2024 （ニッシー）