ピノ・グリージョ（グリ）の旅・その32 2013 ヨーゼフ・ビファー グラウブルグンダー QBAトロッケン プファルツ/ドイツ 今晩は次男とサシ飯、サシ飲みです。 ドイツはプファルツの抜栓（スクリューなので開栓？）2日目グリ（グリ）をいただいています。 昨夜は、ちょっと遅く帰ってきた娘がアルネイスに間に合わず、こちらを開けてちょこっといただきましたが、その時の窮屈そうに縮こまった味わいとはまったく違う、伸びやかな美味しさです！ 外観は、とても淡いペールイエロー。透明感、光沢感はエクセレントな領域で、見ているだけで口がキュッと窄まるレベル（笑） 香りは、次男曰く「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」。なるほど、グリーンなニュアンスのあるオイリーさを感じます。 洋ナシやカリン、グレープフルーツといった、グリ（グリ）族に共通する、あるべき香りももちろん感じますが、このエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル感は独特ですね！ ホワイトペッパーのようなスパイシーさもあり、このワイン、なかなか複雑な香りを放っています。 味わいは、とてもドライで、フレッシュなライムのような柑橘の果実感、グレープフルーツのような爽やかな苦味、熟したレモンのような強くて丸い酸味が心地良いですね。 グリ（グリ）らしい厚みもあり、微かな塩味とチョーキーなミネラル感も実に気持ち良く効いていて、何より全体のバランスが素晴らしく整っています。 キレイな酸味が引っ張る余韻も長く続き、これは素晴らしいグリ（グリ）と言わざるを得ません♪ 残り物のボルシチ風ロールキャベツ、卵風味の魚河岸揚げのグリル、シャキシャキ明太ポテトサラダ、春キャベツの浅漬けという、お惣菜に合わせていただきましたが、料理にピタリと寄り添ってくれるところも素晴らしい♫ これでほぼ2000円というのは破格です。ドイツワインの底力を垣間見させていただいた思いです。 今日は、比較的早く仕事を切り上げ、いつもより早い時間に夕食となりました。こんな時の気分に合う音楽として聴いているのは、チャーリー・ヘイデン&ジョン・テイラーのデュオアルバム『ナイトフォール』です。 温もりに溢れた静かなジャズ。語りかけるようなヘイデンのベースに澄んだ水音のようなテイラーのピアノが呼応して、とても優しく親密で温もりのある、楽器による会話のような素晴らしい音楽が繰り広げられます。 ECMのクールで静謐な音世界とはほんの少しの違いだと思いますが、体温の高さを感じるオーガニックなジャズ。 子どもとふたりでご飯をいただきながら、会話をする時の気分に寄り添い、夜が更けゆく前の、少し騒ついた気分にもピタリと合うアルバムでした☆

iri2618 STOP WARS

これは2.3回飲んだことありますが美味しいですよね！徳岡史子さん（インポーターの徳岡さんの娘さん）が作る日本人らしい繊細のあるピノグリ お値段の手頃さを考えると自分も好評価です(^^)

YD

YDさん このワイン、美味しいですね！ 値段を考えたら素晴らしいとしか言いようがありません。ただ、開けたての1日目は、少しバランスの悪さを感じました。2日目は別物のような美しいバランス‼︎ ワインは難しくも面白い存在です☆

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