店飲み最後。 トレンティーノ・アルト・アディジェのテロルデゴ…もうわからん。多分、説明されてるのにキョトンとしてたに違いない。 それが、グラスに注がれるともう結構圧倒的な香りの押し寄せ方。 色は「濃いよねぇ〜」…もうそろそろ話も盛り上がってきたし、いい感じにいい加減になってきた様子。 その日一番のワインだったにも関わらず、グラス撮り忘れるあたり、既に。チクっと感じるスタッフの失笑まじりの視線(-_-) スパイシーで木の香り、土の感じもあるのに濃い色の花のゴージャスな香りも。「こってりと重く、濃く」ではなくて深くて上品。 それが飲んでみると味の方も、色からイメージするほどのどっしりした濃さではなく、儚そうな（言ってみた）柔らかい酸味、深い果実味に薄絹みたいなタンニン、バランスが良くて境目がわからない。 余韻が長ーくて、なんか贅沢な気分で帰りました。 全部ナチュラルワインだったんだけど、どれも独特な感じは全くなく、それこそ自然に入ってきましたね。 やっぱり外で飲むと楽しい。

はじめ。