サペラヴィはジョージアを代表する黒葡萄。品種名は「色を付ける」という意味で、なんと果肉まで赤く、当然色の濃い赤ワインとなります。今年のソムリエコンクールのセミファイナルでも出題されたメジャー品種？です。 透明感の全くないガーネット。アルコールを感じさせる外観（表面張力の弱さ）。ザクロやベイリーフのしっかりとした香り。ブルーベリーヨーグルトのニュアンスがある。 アタックはジューシー。酸は刺激的だが量は多くない。タンニンが非常に強く、余韻は長い。 葡萄の強烈な個性を感じられ、野生的な味わいがある。 ヴァジスヴァニ・エステートは2013に再興された新しいワイナリーとのこと。 こちらはジョージア伝統のクヴェヴリ熟成。サペラヴィは長期熟成能力があるようなので、ムクザニPDO（ジョージアのAOC的な制度）だと樽熟成も頂いてみたいですね。KALDIもこういう面白いワインを置いているので、やっぱり足を運びたくなります。 個人的には、メルロと山ブドウを足して2で割ったような印象でした。

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