ワイン | Argyle Pinot Noir(2013) | ||||||||||||||||||||
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凄い解説ですね! 勉強になりました(^^)
末永 誠一
末永さんありがとうございます(^.^) 試飲会とかでテクニカルデータを頂くと、自分もより理解出来るようになるかなーって思いながら投稿してます。 後になって「2013の若いピノにしては、10年近く経ったようなワインの印象を受けた理由は何だったのかな?醸造方なのかな?」っていうとこを営業さんに質問しなかったのを悶々としてます(-。-;
@ky?
こんなに知識の深い方に質問されたら、営業さんもタジタジですね笑 また投稿楽しみにしています(^^)
末永 誠一
前日の試飲会で残り物を頂いてきました(≧∇≦) アメリカ・オレゴン州のウィラメットヴァレーのアーガイル・ピノノワールです。 生産者のアーガイルワイナリーは1972年からワイン生産を始め、2000年にはワインスペクター誌でオレゴンプレミアワイナリーに選ばれた実力の生産者。ウィラメットヴァレーは北緯45度とボルドーと同じでブドウ栽培に適している為、オレゴン州で最もワイナリーが集中しており、2005年に6つのサブリージョンAVAが認められたことから、オレゴンピノノワールの生産者が切磋琢磨しているそうです。 土壌は火山性土壌(ジョリー土壌ともいうそうです)の褐色赤土でアルカリ性、クリアでチャーミングなワインになる傾向があるとのこと。 色は暗いオレンジルビー、輝きがとても強く、非常にクリアな清澄度。グラスの中心で字が読める。ディスクは中くらい、粘性は弱めだが切れずに持続感がある。 香りは赤いベリー、イチゴジャムを焦がしたような甘い香り、量は少ない。乾いた紅茶や干し草のニュアンス、控えめな樽。 味はとてもおとなしい優しいアタック、じわりとくる酸はまろやかで主張せず、わずかな甘みと結びついている感じ、角度は大きめの半円、非常に少ないタンニンは果実味を邪魔することなく、少し房のような複雑味を伴って長い余韻へ。 素晴らしくスマートでエレガントなワイン。嫌味がなく複雑味をしっかり持っていて、ややライトめなボディながら奥の深さがある。最初12℃で飲んだが硬さはなく、18℃まで上がっても雑なところが見つからない。やや高めの温度でゆっくり頂きたい。 そのままで十分美味しいですが、チーズオムレツとかクセが無くシンプルな味付けの料理と合わせると美味しいと思います。
@ky?