イタリア北部はロンバルディア州、バローネ・ピッツィーニ フランチャコルタ アニマンテ。シャルドネ84%、ピノ・ネロ12%、ピノ・ビアンコ4%。DIAM5(Mytik)コルク。 色味はやや濃い目のレモンイエロー、泡はきめ細やかに立ち上る。香りは青リンゴのバランスにレモンのニュアンス、イーストの酵母感、しっかりとナッツ、石灰のミネラル感、温度が上がると軽くセージ。 飲み口はやや軽めの口当たり、ふくよかな果実味に爽やかな酸味。 酵母やナッツ、ミネラルが豊かに感じられ、よくできたブラン・ド・ブランのシャンパーニュに似る構成。でもそこはフランチャコルタで、全体的には酸によるすっきりさがあるものの、コクや果実感が豊かなのが相違点。 ワイン名のAnimanteは音楽用語で「生き生きと/活発に/元気に速く」の意味。まさにその意味の通り、明るく活発なシャルドネの要素が強い泡でありながら、同時に硬すぎず明るく微笑み返してくれるフランチャコルタ。

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