神楽坂の和食Iさん、シャンパーニュの後はお店の仲居さん兼ソムリエールのKさんおすすめのジャック・カシュー・エシェゾー・グラン・クリュ2012年を頂いてみました。名前は知っておりましたが、頂くのは初めての作り手さんです。 しっかり目の綺麗なルビー色。 アメリカン・チェリーやベリー類の凝縮感のある果実に、スパイシーなタンニンと酸味を感じます。なんとなくモダンな作りで、最初からガツンとくる果実味とボディ。少々粘性と果実の抽出が私には強いように感じ、ミドルから余韻ににかけても少しシンプル。ミネラル感はしっかりとあるようにも思いますが、果実の甘味にフィネスを感じられず、甘辛要素の強い酒質。時間で解れる要素も感じられず、ただ単に飲み頃ではないのかどうか、今ひとつな印象でした。 さて懸案のお料理、今回は甘味の要素も強く、正にワインと同じで甘辛い印象。でもマリアージュがぎこちなく、さすがの友人もご主人に味付けの不満をきちんと説明しておりました。ということで、エシェゾーはお店からご馳走になってしましたが、今ひとつ歯切れの悪いお食事でした。もう何年も通っている私達ですので、余計に味付けの変わり様に敏感なのかもしれません。。。

Marcassin

ご主人、どうされたのでしょうね。 この味というのを求めてお店に うががいますから、残念な気持ちになってしまいますね。

pochiji

pochijiさま〜 ありがとうございます。 微妙な甘味と塩味のバランスで、全体の印象がとても変わって来るように思います。今迄はその塩梅が保たれていたのですが、今回、前回ともその塩梅の不安定さが私共には感じられました。

Marcassin