Tardieu Laurent Côtes du Rhône Les Becs Fins Blanc写真(ワイン) by gucci5779

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REVIEWS

ワインTardieu Laurent Côtes du Rhône Les Becs Fins Blanc(2014)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2016-11-25
飲んだ場所
買った日
買った場所エノテカアウトレット
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーター

COMMENTS

gucci5779

久しぶりに家飲みレポです。エノテカのアウトレット店で店員ソムリエさんが薦めてくれた白ワインです。ローヌといえば赤ワインを思い浮かべちゃいますが白ワインです。調べてみるとローヌ随一のワインの目利きとして知られるミッシェル・タルデュー氏が手掛ける『タルデュー・ローラン』。ネゴシアンでありながらアペラシオンの特質を忠実に表現し、個々のアペラシオンの中でもトップレベルのワインを生み出しています。1994年にファーストヴィンテージをリリース、翌95年はローヌの歴史的な当たり年という好条件も加わり、一気に世界中の注目を浴びるようになりました。現在ではタルデュー家が単独でワイン造りを行い、南フランスに特化したワイン造りを行っています。タルデュー・ローランでは、樹齢の高い樹から実る、よく熟したブドウを用いることを重要視しており、主に樹齢50年~100年のブドウを使用。タルデュー氏は生産者の畑に頻繁に出向き、同じ生産者から継続して購入することで生産者との厚い信頼の元、貴重な古樹を使ったワインを毎年安定して生み出すことに成功しているのです。赤ワインはアルコール発酵後すぐのワインを、白ワインは搾汁後すぐの果醪を厳選した生産者から買い付け、自社の専用樽やステンレスタンクで熟成を行います。樽は極力ロースト香を付けず、吟味したこだわりのものを使用。その樽に移されたワインは2年間、澱とともにじっくりと熟成されます。澱引きは瓶詰め直前を含め僅か2回のみで、最初の澱引きを「ワインを空気に触れさせる工程」として、一度分けた澱を再度樽に戻します。この作業ではポンプを使わずに重力を利用。瓶詰めの際も同様で、濾過も清澄もせず、樽から直接ボトリングします。極力ワインにストレスを与えず最良の環境でエルヴァージュ(育成)させることが、優れた材料で造られたワインを最上のものにするために必要なこと、という信念のもと、大変な手間暇をかけてワインが育てられます。こうした造りによって、各品種、テロワール、アペラシオンの個性が活かされ、飲む人にしっかりと届くのです。そうして造られるワインは、名だたるワイン誌にて高評価を連発。特にロバート・パーカー氏は「過去20 年で最も影響を与えた人物」として、アンリ・ジャイエやジャン・ピエール・ムエックスと共にタルデュー氏の名を挙げており、ワイン専門家の絶大な信頼が窺えます。南ローヌに位置し、ローヌ川沿いに広がるコート・デュ・ローヌ地方。ボルドーに次いでフランス第2位の生産量を誇るワイン産地で、バラエティ豊かなワインが造られています。ワイン名のレ・ベック・ファンとは、素敵なグルメ(Fine Gourmet)の意味。コート・デュ・ローヌ南部に位置するガール地区のやや大きめの小石が混じる土壌の畑と、ヴェゾン地区の粘土石灰質の土壌の畑のブドウを使用します。グルナッシュ・ブランとクレレットは樹齢40年、ヴィオニエとルーサンヌは樹齢20年を使用しています。こちらのワインはコンクリートタンクでのエルヴァージュ。瓶詰時には僅かに濾過処理を行い、清澄は行いません。洋ナシや花、ミネラルを感じる豊かなアロマ。研ぎ澄まされたフレッシュな酸とジューシーな味わいが溢れる、シンプルで綺麗な出来栄えで、明るい南仏を連想させるクリーンな印象。余韻には程よい果実のボリューム感が続きます。香り高くすっきりとした、爽やかな南ローヌの白ワイン。是非しっかりと冷やして、お野菜や白身魚のカルパッチョと合わせてお楽しみくださいとのこと。華やかな香りがしてフランスらしくエレガントな味わいです。料理も邪魔しない家飲みにはいいワインでした!

gucci5779

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