ブラインド・イタリア・ワイン会。 ロッソの最後のフライト1本目は、ジャコモ・コンテルノ・バローロ・カッシーナ・フランチャ2009年を頂きました。 ほんのりとエッジがブリック掛かったしっかり目のルビー色。 ドライ・ベリーや薬草、ミントにシガー、ハーブ、ドライ・ローズにスパイスとクラシックな素晴らしいバローロ・ノーズ。 熟したドライでミディアム・ボディの果実味から程よい酸味と共にドライでチューイーなタンニンの洗礼を受けます。果実味は深みがあり洗練され、程よい熟成感と相まって長い余韻迄美しい流れのストラクチャーを形成しています。 正にワイン・オブ・ザ・ナイトでございました。

Marcassin

クラシックなバローロ、きっとじんわりとした旨みがあるんでしょうね。いいですね。

kazJP

kazJPさま ありがとうございます。 バローロも沢山の素晴らしい造り手が居ますが、らしさを自然に感じるスタイルが個人的には好きです。 いつ頂いてもしみじみと美味しさを感じるジャコモ・コンテルノです。

Marcassin

最近、このワインの2007と2017の比較する機会があり、大いに感銘を受けました。新しいヴィンテージはずいぶん早飲みできるように思いましたが、共通する風味が間違えようのない個性を放っていて、本当に素晴らしいワインだと思います。「しみじみと美味しい」…仰る通りですね！

iri2618 STOP WARS

iri2618 STOP WARSさま ありがとうございます。 本当に消費者の求めるものと、気候変動、醸造技術の発達や品質競争激化などの要因で、昔に比べて随分とワインも変わったと思う今日この頃です。 ジャコモ・コンテルノ、本当に素晴らしい作り手ですが、自分ではまだまだ真髄を理解していないと思っています。 特にイタリア・ワインはワイン会などのその時の評価では本質が掴み難いものも多く、3、4日後に素晴らしく美味しくなっている物も多く、ある意味本当のスロー・ライフがワインにまで含めてなのだと思ってしまいます。ただこの様なワインは殆どのイタリア人は頂いた事がないと思いますし、私達がビニカで上げているワインも全体ほんの数%に過ぎない物が大半なのも事実です。 何でも早い時代に慣れてしまっていましが、改めてしみじみと頂く事も大事だなと思わせてくれますね。

Marcassin