エッジがレンガ色がかったルビー色。 ネッビオーロにしてはほんのり紫がかっている。 粘性はやや強い。 ラズベリー、チェリー、牡丹、バラ、クローヴ、腐葉土、獣の血。 フレッシュな花束の香りに、やや獣臭が交じる。 バルベーラに似た紫の花の香りを感じる。 アタックは強め。 尖った酸、弱い果実味、硬いミネラルが織りなす、硬度の高いミネラルウォーターのようなテクスチャー。 そして極めつけは強烈なタンニン。 …これは全く万人受けしないヤバいネッビオーロ（褒め言葉） 久しぶりに飲んだ気がしますが、また癖になりそうです。 空き瓶：465g コルク：47mm（樹脂） 以下、ショップサイトより。 17世紀中盤の地図に載っていた、畑の真ん中にある建物がCascina Corte 、それをワイナリー名にした。以前はスローフード協会に勤めていたサンドロ。博識で有機栽培と伝統にこだわり、工夫も加えながらワイン造りをしている。 モンフォルテ・ダルバのすぐ南に位置するこの地では、古代円形劇場を想わせる扇型の斜面からリースリングなどの白ワイン、ネッビオーロやバルベーラもリリースしているが、ここのスペシャリテは何と言っても樹齢の高いドルチェット ピロケッタ! 一番いい畑をドルチェットに捧げたドリアーニのワイン造りの心意気が伝わってくる。醸造はマセラシオン長めのクラシックスタイル、健全な葡萄のピュアな味わいとクラシックの融合! 近年はアンフォラも増やし、さらなる工夫を重ねている。 輝きのあるガーネット色、バラやスミレ、大地のアロマ、つややかな飲み口、複雑みをたた えた果実味と酸味、こまやかでシルキーなタンニン、しっとりエレガントなネッビオーロ!

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