レゼルヴァが若干逝っていたのが悔しくて？バルバレスコ4連投。 フォンタナフレッダのバルバレスコ、これは外さないでしょう！ …コルクが固くて全然抜けません(T_T) ソムリエナイフは諦めて、久し振りにオープナーを使いました。でももげました（泣） 気を取り直して… 意外と濃いめのルビー色。オレンジがかっていますが、基本的には鮮やかで健全な色です。 香りは少し強めで、バランスが取れています。 果実はドライフルーツだけでなく、フレッシュなチェリーも感じられます。 スミレやバラのブーケのような華やかなイメージ。 クローヴなどのスパイスもしっかりしていて、朽ちた木材のような陰性も良いアクセントです。 力強いけれどもどこか控えめなアタック。 酸は伸びやかで、タンニンは力強いものの酸の陰に隠れて主張はしません。 中盤からは旨味に伴うボリュームも感じられます。 アフターには鉄とインクのニュアンス。 空き瓶：631g コルク：折れた 総じて、バルバレスコはネッビオーロにしてはタンニンが控えめで飲みやすく、かつ酸が主体でエレガントな印象。 バローロのような圧倒的パワーはありませんが、薄旨が持て囃される時代なら、もう少し人気が出ても良さそうだと思いました。

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