今回の持ち寄りワイン会は、バローロ、バルバレスコがテーマ。 次の2つのワイン2本目はカッペラーノ・バローロ・オッティン・フィオリン・ピエ・ルペストリス・ネビオリ2000年。以前のネッビオーロ・ワイン会でも同じものを頂きましたが、パローロ最上の作り手の一人、カッペラーノ。 落ち着いた黒果実から清々しいミントの清涼感とも言うべきアロマが漂い、シナモンやクローブ等のミックススパイスが心地よく溶け込んでいます。とてもクールな面持ちで他のバローロの様なラテン的な明るさとは一線を画す佇まい。時間の経過で赤果実系にローズがまとい、タールな感じも品が良く、タンニンや酸のバランスも絶妙。腐葉土やゲームも顔を出し始め、それがとても綺麗なストラクチャーの中で構成されている、とてもエレガントなバローロでした。飲む度に素晴らしいと感じる、ある意味ネッビオーロの理想形。又この2000年に出会えてとても幸運でございました。

Marcassin

どのワインもコメントが素敵です！ これだけたくさん飲んで、よくこれだけのコメントを。と、感心しながら読ませて頂きました(^^) 手書きメモを取られてるのでしょうか？

ピノピノ

ピノピノさま あ〜、お褒め頂きありがとうございます。 一応簡単なメモを取る様にしております。同じ葡萄品種の場合は基本的な香りのプロファイルや色は近いのですが、それぞれの個性、違いが大事ですね。

Marcassin

ラテン系なバローロ。 なるほど。 バローロ、バルバレスコは好きな地域ですが、 幾つかとても苦手な酒質がありました。 甘い香りが全開のワインで、時間を置いてもどうしても苦手でした。 落ち着いたバローロやバルバレスコが好みだと感じましたので、こちらのワインも興味津々です。

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vt.00年のエチケットは現行モノとは違うんですね。 カッペラーノは大好きです。この様なバック ヴィンテージは持ってませんが！

遠藤 博美 ♂

Marcassinさま 偉大な年の偉大なバローロですね。以前、同じヴィンテージを飲んだ時は、まったく微笑んでくれませんでした。同じ時期に2001年を飲んだ時は、満面の微笑みに包み込まれたのを覚えています。良いタイミングで飲まれたのですね。おめでとうございます。

Pino♪

CWL_hiroさま ありがとうございます。 カッペラーノは由緒ある古典派の作り手で、評論家を嫌うなど昔から独自の路線を持つ定評のある作り手でした。 決して派手では無いのですが、落ち着いた酒質はじっくりと楽しむバローロの代表格だと思います。 ミケというフィロキセラに侵されていない、接木されていないキュヴェもありますが、生産量がとても少なく、幻に近い物もあります。このオッティン・フィオリンも簡単には買えませんが、見つけたら即買いだと思います。是非！

Marcassin

遠藤 博美♂さま ありがとうございます。 確かに前とは違いますが、赤い帯が一目でわかりやすいところは同じですね。カッペラーノは生産量も入荷量も少ないですので、見つけましたら躊躇せず即買いでございます。 イタリア・ワイン好きな方は余り待てませんので、バック・ヴィンテージは本当に見つかり難いと思います。

Marcassin

Pino♪さま ありがとうございます。 Pino♪さまも本当にネッビオーロ好きでございますね。良いイタリア・ワインだからと言って、いつも陽気に微笑んでくれる訳ではない様ですが、かちっと決まりますと至福の時をもたらしてくれます。特にカッペラーノは普段飲みする程出回らないので、喜びも又一入です。

Marcassin