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2018 ヴィエ・ディ・ロマンス ロンゴルチス ピノ・ネロ イソンツィ フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア/イタリア 6/3「杉並会」ワイン・その3 3本目は、私の2本目の持ち込み(笑) 1本目のロゼ泡とはゴリツィアの丘を隔てたお隣りのイタリア側、フリウリのピノ・ネロです。 つくり手のヴィエ・ディ・ロマンス(「ローマ人の道」の意)は、白ワインの生産者として著名ですが、赤ワインも素晴らしいものをつくっています。 メルロー100%による「マウルス/Maurus」も、本当に秀逸なワインで、イタリア最高のコスパ・メルローだと思います。 ピノ・ノワールに関しては、最高のシャルドネを生み出す、ヴィエ・ディ・ロマンス畑の一部を改植して、2016年から「ヴィエ・ディ・ロマンス ピノ・ネロ」の生産を始めていたのですが、こちらの生産は良年に限られるようで、その後、数年間生産が途切れていました。 「ロンゴルチス ピノ・ネロ」は、この2018年がおそらくファースト・ヴィンテージで、本来は別の畑の区間名だそうですが、この年は、ヴィエ・ディ・ロマンス ピノ・ネロのデクラッセのようです。 つまり、ヴィエ・ディ・ロマンスがファーストラベルで、ロンゴルチスがセカンドラベルという位置付けですね、なるほどなるほど…。 さて、こちらのロンゴルチスですが、紫がかったラズベリーレッドで、外観からは、かなり若い印象を受けます。 香りも瑞々しいラズベリーやイチゴ系の赤果実感が強く、微かにメタリックなミネラル、仄かな梅紫蘇系のフラグを感じました。 2018年産と、そこそこの経年ではありますが、とてもフレッシュで若々しい状態だと思います。 口に含むと、適度な果実感と旨み、酸味の、程よく熟れた味わいですが、やはり若さを留めている印象で、口の中での反発力というか、弾力を感じる触感があります。 この後に続く、ブルゴーニュの凄まじいピノ・ノワールたちとは、まったく方向性の違う美味しさですが、ある種のイタリアらしさも感じる素晴らしいワイン、素晴らしいピノ・ネロだと思います✨
iri2618 STOP WARS
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2018 ヴィエ・ディ・ロマンス ロンゴルチス ピノ・ネロ イソンツィ フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア/イタリア 6/3「杉並会」ワイン・その3 3本目は、私の2本目の持ち込み(笑) 1本目のロゼ泡とはゴリツィアの丘を隔てたお隣りのイタリア側、フリウリのピノ・ネロです。 つくり手のヴィエ・ディ・ロマンス(「ローマ人の道」の意)は、白ワインの生産者として著名ですが、赤ワインも素晴らしいものをつくっています。 メルロー100%による「マウルス/Maurus」も、本当に秀逸なワインで、イタリア最高のコスパ・メルローだと思います。 ピノ・ノワールに関しては、最高のシャルドネを生み出す、ヴィエ・ディ・ロマンス畑の一部を改植して、2016年から「ヴィエ・ディ・ロマンス ピノ・ネロ」の生産を始めていたのですが、こちらの生産は良年に限られるようで、その後、数年間生産が途切れていました。 「ロンゴルチス ピノ・ネロ」は、この2018年がおそらくファースト・ヴィンテージで、本来は別の畑の区間名だそうですが、この年は、ヴィエ・ディ・ロマンス ピノ・ネロのデクラッセのようです。 つまり、ヴィエ・ディ・ロマンスがファーストラベルで、ロンゴルチスがセカンドラベルという位置付けですね、なるほどなるほど…。 さて、こちらのロンゴルチスですが、紫がかったラズベリーレッドで、外観からは、かなり若い印象を受けます。 香りも瑞々しいラズベリーやイチゴ系の赤果実感が強く、微かにメタリックなミネラル、仄かな梅紫蘇系のフラグを感じました。 2018年産と、そこそこの経年ではありますが、とてもフレッシュで若々しい状態だと思います。 口に含むと、適度な果実感と旨み、酸味の、程よく熟れた味わいですが、やはり若さを留めている印象で、口の中での反発力というか、弾力を感じる触感があります。 この後に続く、ブルゴーニュの凄まじいピノ・ノワールたちとは、まったく方向性の違う美味しさですが、ある種のイタリアらしさも感じる素晴らしいワイン、素晴らしいピノ・ネロだと思います✨
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