サン・ミケーレ・アッピアーノのサンクト・ヴァレンティン・ピノ・グリージョ サン・ミケーレ・アッピアーノはアルト・アディジェを代表する協同組合で、「サンクト・ヴァレンティン」シリーズは毎年何らかのワインはトレビッキエーリを獲得するなど高い評価を得ています。このピノ・グリージョも1995年、2014年ヴィンテージでトレビッキエーリを獲得しました。こちらは2021ヴィンテージ。バリック発酵・熟成。 薄い麦わら色。白い花、レモン、ハーブ、バニラ。 香りも味わいも閉じ気味。ミネラルに富んだ酸味があり、果実味はシトラス系で控えめ。極辛口で硬く、現在は飲みづらさがあります。恐らく熟成を経て本領を発揮するタイプで、あと5年は寝かせて飲むべきワインのように思えます。現状はポテンシャルをかろうじて楽しめるような状態にすぎず、少し残念でした。

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