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3.5
日本の山梨県、ココ・ファーム・ワイナリー 甲州F.O.S.2011をグラスで。甲州100%。 F.O.S.はFermented On Skinsの略で、ブドウ果実の破砕後に果汁と果皮を一定期間漬け込む、いわゆるスキンコンタクトのこと。 色味はスキンコンタクトの結果、また2011とややバックヴィンテージのこともあり、ロゼかな?くらいの色味となった赤みのかかったオレンジ。教科書的な表現でヤマウズラの目の色いう感じ。 香りは香りはオレンジワインだから、ではないがオレンジに赤リンゴ、黄色い花、アプリコットなどが複雑に香る。 飲み口も果実味と同時にコクも感じられ、また熟成も進んでおり、しっかりとした味わい。酸味もしっかりしており、輪郭もはっきりしている。 普段頂く通常の白ワインとしての甲州種は、口数が少ないおとなしい女性の印象だが、スキンコンタクトを経たオレンジワインの甲州種は、口数の少なさは変わらずだが、一言一言が重みを増して芯のある女性に成長した感。 頂いたヴィンテージがややバックヴィンテージということもあり、綺麗に歳を重ねた印象。もし複数本購入されたのならば、1本は買ったことを忘れしばらく寝かしてみてほしい。
TKR
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日本の山梨県、ココ・ファーム・ワイナリー 甲州F.O.S.2011をグラスで。甲州100%。 F.O.S.はFermented On Skinsの略で、ブドウ果実の破砕後に果汁と果皮を一定期間漬け込む、いわゆるスキンコンタクトのこと。 色味はスキンコンタクトの結果、また2011とややバックヴィンテージのこともあり、ロゼかな?くらいの色味となった赤みのかかったオレンジ。教科書的な表現でヤマウズラの目の色いう感じ。 香りは香りはオレンジワインだから、ではないがオレンジに赤リンゴ、黄色い花、アプリコットなどが複雑に香る。 飲み口も果実味と同時にコクも感じられ、また熟成も進んでおり、しっかりとした味わい。酸味もしっかりしており、輪郭もはっきりしている。 普段頂く通常の白ワインとしての甲州種は、口数が少ないおとなしい女性の印象だが、スキンコンタクトを経たオレンジワインの甲州種は、口数の少なさは変わらずだが、一言一言が重みを増して芯のある女性に成長した感。 頂いたヴィンテージがややバックヴィンテージということもあり、綺麗に歳を重ねた印象。もし複数本購入されたのならば、1本は買ったことを忘れしばらく寝かしてみてほしい。
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