週末のブランは、ジャン・マルク・ルーロ・ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ル・カイユレ2017年を頂きました。 ルーロのマイクロ・ネゴス・プロジェクトのピュリニーは、白猫ホッサー様にワイン会でごちそうになっておりましたが、自宅で頂くのは初めてでございます。 少し緑掛かった品の良いレモン・イエロー。 香ばしい仄かにトーストされたバター・オーク。シトラスに程よいオーキッド・フルーツが香り、その隙間から綺麗に漂うライム・ストーン。 開けたては閉じ気味ですが、ルーロらしい落ち着いたエントリーで、とても緻密なウエイトのある果実味にシャープな酸味。 段々とリンゴや良いナシの甘く優しいピュリニーらしい表情を見せ始め、とてもスパイシー。 非常に質の高い品のあるミネラル感に、暖かい優雅な果実とのバランス感が素晴らしく、すごいパワーを感じる長い余韻。 翌日は果実がレモン・オイル化し、ミネラル感の角が溶け始めて来た感じです。 ピュリニーらしい優しさのじわじわと来る果実味に、とてもスパイシーで複雑な要素が絡み合い、酸味も少し落ち着きますが、やはりモンラッシェと地続きのカイユレは、素晴らしいパワーとフィネスを兼ね備えておりました。 ルーロはドメーヌものと、マイクロ・ネゴスものの質感に全くの違いがみられない、非常に高い完成度だと思います。今後の熟成も非常に楽しみです。

Marcassin

Marcassinさま ルーロのネゴスにはカイユレもあったのですね！ 是非いただいてみたいワインです。 ドメーヌとネゴスで違いが見られないって、流石です。

hintmint

hintmintさま ありがとうございます。 ルーロの究極は頂いてみたいシュヴァリエ・モンラッシェかもしれませんね！ ルーロはこのネゴスもののワインをドミニク・ラフォンと共同の醸造所で造っているらしいですが、個人的にラフォンのネゴスものはドメーヌに少し劣っている様に思います。

Marcassin

Marcassinさま 方向性の違う？ルーロとラフォンの親交が深いって、何か楽しいです。良いライバルなのでしょうか。 ラフォンのネゴスものってなぜか特徴が薄いというか・・・と感じてしまいます。ドメーヌとは違うポリシーで作られているのでしょうね。 ルーロのシュヴァリエですか〜（遠い目） じっくり熟成したものをいただいてみたいものです。 度々の書き込み失礼しました。

hintmint

hintmintさま ルーロ、ラフォンともスタイルは違えども、どちらも素晴らしい造り手だと思います。 彼らが共同で使用している醸造所はアメリカ資本らしいです。まあパトロンという事なのだと思います。 確かにラフォンにネゴス物はドメーヌに比べて薄い感じが否めませんね。 ルーロは元々顧客の配分が多く、後はフランス内のレストラン、そしてアメリカ市場ですが、ネゴス・ラベルは顧客と殆どがオークションでした。ここ数年でやっとコルトン・シャルルマーニュまで輸入される様になりましたが、シュヴァリエは香港のショップに有るだけで、殆ど入手不可能ですね。でも白いお猫さまでしたら。。。

Marcassin

MarcassinNGH会長神父様、 ちょいちょいちょいーっ(>_<) なんちゅうもんをサラリとあけているのですかっ！ あの微生物のせいでストレス限界なのでしょうか？ いや素晴らしい(^-^) JMルーロのPMカイユレ17年とは で、なんですか？ JMルーロのシュバリエですって？！ HKとCHにありますね(^_^)b 了解しましたーっ！ てちょっとちょっと神父様( -_-) いくらなんでも入手困難… わわわかりましたなんとかします(^-^;) 今度こそのダンセールのシュヴァリエと飲み比べいたしましょう(笑) しかし17年JMルーロのPMカイユレをお開けになる？ 白猫顔負けの早飲みですが本当に 良い白汁をお飲みでございます

白猫ホッサー

白猫ホッサー様 ありがとうございます。 そうですね、皆さんもでしょうか、ストレスの2020年ですね。 発散では無いのですが、何本か購入しましたので、先ずは1本試したかったのと、自宅でルーロのマイクロ・ネゴス物をじっくりと飲んでみたかったという感じです。 ルーロのシュヴァリエですが、最近は更に値段がとんでもない事になっていますね。アメリカのSFのお店にもありましたが、あまり現実的な値段ではないと思いますので、止めて下さいね。 私は今では決して安く無いのですが、ルーロはドメーヌのムルソー、ヴィラージュの単一畑物に真髄がある様に思います。もちろん頂いたペリエールも素晴らしいのですが、真価を感じるほど飲む事が出来ないのが現実です。

Marcassin