シャトー・ラモット・ベルジュロン 2013 今日は安価でもいいのでボルドーが飲みたい気分でした。 やまやで店長のオススメとなっていましたので試しに購入。 うん、これは美味い！飲み頃！ コスパ抜群。 透明感のあるやや縁が茶色みがかり始めた赤黒い色合い。 黒スグリやカシスなどのミディアムボディーでフルーティーなニュアンスから入り、少し葉巻やタールのようなニュアンスがある。 タンニンは円熟していて滑らか。やや生肉や下草のような複雑な香りも感じられます。 1500円くらいでこれなら大満足です。文句のつけようがありません。 2020年に公表されたクリュ・ブルジョワにおいて、クリュ・ブルジョワ・シュペリウールに認定された優良シャトー。 マルゴー地区とサン・ジュリアン地区の間に位置しており、かつてジロンド河川によって運ばれた良質な砂利質が土壌の特徴。砂利は排水が良く、太陽の熱を受けて地面を温めてくれるため、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しており、フィネスあるブドウを生産します。 醸造では2009年より、サン・テミリオン格付けに名を連ねるシャトー・アンジェリスの醸造家ユベール・ド・ブアール氏にコンサルティングを依頼しており、飛躍的に向上しました。ブドウは厳しい選別の後、丁寧にタンクへ移動。タンクはステンレスとコンクリートの2種あり、各区画のブドウの出来や状態によってプロセスを選択します。熟成ではフレンチオークにて12~18ヵ月間熟成。 こうして出来上がるのは、成熟した果実味が特徴の豊かで官能的な味わい。クラシックなスタイルを感じながらも、エレガンス溢れる仕上がり。 最近飲み直してみたんですが、ロット差もあるとは思います。前回のは当たりだったのでしよう。今回のは熟成感はいい感じです。でも、やっぱりヴィンテージの特徴がメッキリでちゃってますね。 サンテステフでもなくポイヤックでもないオー・メドックなのですが、酸味がちで、果実味と甘みが圧倒的に足りていない。タンニンはどうかといえば甘みの要素が足りていないので渋く感じてしまう。 結実不良で選果を早めたのが垣間見えてしまった。 この年はさらに熟成をさせ、完全にピークアウトしたぐらいが甘みも出てきて丁度いいのではないかと思う。 しかしそれでもこの値段を考慮すればよくできたワインだとは思います 2013のボルドーを知るにはうってつけです

Vin étudiant 2024 （ニッシー）