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2022 ベルンハルト・コッホ ピノ・ノワール キュヴェ・チエ トロッケン プファルツ/ドイツ 月曜日のワイン。 この日は、無性に牛肉を食べたくなったので、スーパーで安売りしていたミスジとトモサンカクのステーキをバルサミコソースでいただきました。 お供は、ドイツ南西部に位置する、プファルツのハインフェルト村に本拠地を置く家族経営のワイナリー、ラインハルト・コッホのピノ・ノワールです。 こちらのワイナリーは、日本人醸造家・坂田千枝さんが醸造責任者を務めるワイナリーとして、日本でも有名ですね♪ ペアリングしたのは、彼女の名を冠した日本限定発売の特別なキュヴェ、「ピノ・ノワール キュヴェ・チエ」。 等級は、13ある生産地域を名乗ることができるクヴァリテーツヴァイン/Qualitatsweinの辛口/Trockenです。 プファルツは、北をラインヘッセン、南をフランスのアルザスに接していて、ドイツではラインヘッセンに次ぐ第2の産地です。 白ワインの生産が多いドイツにあって、生産量の40%以上を赤ワインが占め、赤ワインに関してはドイツ最大の生産地となっています。 温暖な気候と多様な土壌に恵まれ、ふくよかでバランスの取れた、高品質でエレガントなワインを数多く生み出していて、個人的には、ドイツワインの中で最も飲む機会の多い産地です♡ これまた個人的な意見ですが、プファルツのワインって、「お隣り」だけあって、アルザスのワインに似ているように思います。 このピノ・ノワールも、ブルゴーニュというよりは、よく香り、旨みもたっぷりのアルザスのピノに近い印象です。 外観は、透明感があって赤みがかった明るいガーネット。 ぱっと見、気候条件が良さそうな産地のピノ・ノワールという印象で、ひと昔前のシュペートブルグンダーに共通していた、いかにも冷涼エリア産という、見た目の弱さ&薄さは感じられません。 そうそう、このワイン、シュペートブルグンダーではなく、ピノ・ノワールを名乗るワインでした! 香りは、完熟した黒果実や瑞々しい赤果実など、果実香中心ですが、木質系の樽っぽいニュアンスや黒いスパイス、コリコリした感じのミネラルも充実していて、複雑さも十分です。 口に含むと、とてもなめらかな口あたりで、果実味と酸や渋みのバランスが取れ、上品でエレガントな旨みが味わいの中心にあるワインという印象を受けました。 とても美味しいワインですが、これは、単独でしみじみ楽しむタイプではなく、間違いなくお料理に合わせて本領を発揮するワイン‼︎ 少し強い味わいのソースでいただく肉料理には、最適のワインだと思います。 もちろん、牛肉のステーキに合わない理由がなく、肉とワインを口に運ぶ動きが止まらなくなり、私たち夫婦と娘氏の3人で、あっという間に飲み切ってしまいました♪ こういう酒質だと、肉だけではなくて、脂の乗った魚にもイケそうで、前日の夜に食べた、ワインヴィネガーソースでいただく、カスベ(エイヒレ)のバターソテーなどにも、絶対に合うなぁ…と、思わず「脳内マリアージュ」してしまいました(苦笑)
iri2618 STOP WARS
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2022 ベルンハルト・コッホ ピノ・ノワール キュヴェ・チエ トロッケン プファルツ/ドイツ 月曜日のワイン。 この日は、無性に牛肉を食べたくなったので、スーパーで安売りしていたミスジとトモサンカクのステーキをバルサミコソースでいただきました。 お供は、ドイツ南西部に位置する、プファルツのハインフェルト村に本拠地を置く家族経営のワイナリー、ラインハルト・コッホのピノ・ノワールです。 こちらのワイナリーは、日本人醸造家・坂田千枝さんが醸造責任者を務めるワイナリーとして、日本でも有名ですね♪ ペアリングしたのは、彼女の名を冠した日本限定発売の特別なキュヴェ、「ピノ・ノワール キュヴェ・チエ」。 等級は、13ある生産地域を名乗ることができるクヴァリテーツヴァイン/Qualitatsweinの辛口/Trockenです。 プファルツは、北をラインヘッセン、南をフランスのアルザスに接していて、ドイツではラインヘッセンに次ぐ第2の産地です。 白ワインの生産が多いドイツにあって、生産量の40%以上を赤ワインが占め、赤ワインに関してはドイツ最大の生産地となっています。 温暖な気候と多様な土壌に恵まれ、ふくよかでバランスの取れた、高品質でエレガントなワインを数多く生み出していて、個人的には、ドイツワインの中で最も飲む機会の多い産地です♡ これまた個人的な意見ですが、プファルツのワインって、「お隣り」だけあって、アルザスのワインに似ているように思います。 このピノ・ノワールも、ブルゴーニュというよりは、よく香り、旨みもたっぷりのアルザスのピノに近い印象です。 外観は、透明感があって赤みがかった明るいガーネット。 ぱっと見、気候条件が良さそうな産地のピノ・ノワールという印象で、ひと昔前のシュペートブルグンダーに共通していた、いかにも冷涼エリア産という、見た目の弱さ&薄さは感じられません。 そうそう、このワイン、シュペートブルグンダーではなく、ピノ・ノワールを名乗るワインでした! 香りは、完熟した黒果実や瑞々しい赤果実など、果実香中心ですが、木質系の樽っぽいニュアンスや黒いスパイス、コリコリした感じのミネラルも充実していて、複雑さも十分です。 口に含むと、とてもなめらかな口あたりで、果実味と酸や渋みのバランスが取れ、上品でエレガントな旨みが味わいの中心にあるワインという印象を受けました。 とても美味しいワインですが、これは、単独でしみじみ楽しむタイプではなく、間違いなくお料理に合わせて本領を発揮するワイン‼︎ 少し強い味わいのソースでいただく肉料理には、最適のワインだと思います。 もちろん、牛肉のステーキに合わない理由がなく、肉とワインを口に運ぶ動きが止まらなくなり、私たち夫婦と娘氏の3人で、あっという間に飲み切ってしまいました♪ こういう酒質だと、肉だけではなくて、脂の乗った魚にもイケそうで、前日の夜に食べた、ワインヴィネガーソースでいただく、カスベ(エイヒレ)のバターソテーなどにも、絶対に合うなぁ…と、思わず「脳内マリアージュ」してしまいました(苦笑)
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