フランスはボルドーのポイヤック地区、カリュアド・ド・ラフィット2010を何とグラスで。言わずと知れたメドック格付一級のシャトー・ ムートン・ロートシルトのセカンドラベル。カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー40%、5カベルネ・フラン5％、プティ・ヴェルド5%とややメルロー比率が高め。 色味は濃い目のルビー、香りはスモーキーなタバコや革香、腐葉土などがメインのクラシカルな香りに、ブラックベリー。 飲み口はメルロー比率の高さゆえか、適度に丸みを帯びたスムーズな口あたり、タンニン/酸味共にこなれている。ただただ丸いだけでなく、深みも感じる。 旅先でいうと軽井沢。え、軽井沢って昔の観光地じゃないの、今ってどうよ？と言いながら現地に着くと、んーインパクトあるものはなくてコンパクトだけど、けど…なんかいい味出してて落ち着くよね、という流れ。 ボルドーのグレートヴィンテージ、かつ格付一級シャトー物件ということで期待が大きくなりがちだけど、そこそこ期待値に応えてくれる。 が、お値段が、高いっ！

TKR