Marquês d'Almeida Tinto写真(ワイン) by ume hat

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REVIEWS

ワインMarquês d'Almeida Tinto(2010)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2015-01-08
    飲んだ場所
    買った日2015-01-08
    買った場所『信濃屋』
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    ume hat

    仕事の移動途中、ワインにも力を入れている酒屋『信濃屋』を目にしたので寄ってみました。 新入荷としてプッシュされていたのが、通常よりも300円程安く売られていたポルトガル・ワイン。 甘口の、所謂ポートワインは別として、近頃良く耳にするポルトガル産の赤は飲んだことが多分なかったろうと思い、買って帰りました。 抜栓した途端、香りが。 嫌いじゃない。 そして、味わいも嫌いじゃない。私好み。 これで通常1,500円台なら、自宅での普段飲みにしても良いと思う(あくまでも個人的な好み)。 スペイン産と重ね合わせるイメージがあったので、上品でエレガントな味わいに驚きました。 やるなぁ、ポルトガル・ワイン。 裏ラベルの「Grape Varieties」の欄に記されている2種の品種は馴染みがないので、昨年入手した優れ本『ワイン用葡萄ガイド』(ジャンシス・ロビンソン著)で引いてみました。 まず、「Touriga Nacional」。「ポートワイン用の葡萄としては最も崇拝されている品種」とのこと。1本の樹からたった300gの葡萄しか収穫出来ないらしい。「赤ワインとしてよりも、ヴィンテージポートの原料としての適性が明白だ」とあるが、この本の原著が英語で出版されたのは1996年だから、今とは事情が違うのかもしれない。 もうひとつの「Tinta Roriz」は「Roriz」の呼び名の方がポピュラーなようだ。「スペインの赤ワイン用品種テンプラニーリョに対するポルトガルの幾つかの名称の中で最も一般的なもの」とあるから、喉に流し込んだ後に仄かにピリッと余韻が残るのはこの品種の個性なのだろう。やはり、「ポートワインの生産のために最も栽培される葡萄品種の一つ」とのこと。 2種ともポートワイン用ではあるが、このワイン自体は甘口でも何でもなく、ミディアムである。 この文章を書きながら、飲み進めているけれども、味わい自体も悪くないし、舌に残る「ピリッ」感はテンプラニーリョ好きの方にもお勧め出来ると思う。 一日経ってからの変化も気になるので、全部飲み干したい気持ちを何とか堪えることにしよう。 日本産のハムを合わせました。 ところで、グラスは洗い直してから使ったのだが、1杯目を注いだら、何やら白いものが浮かんでいた。 はて?

    ume hat

    ポルトガルのアズレージョに惹かれて、学生時代に一人旅へ行きました。現地で知り合った方々と飲んだワインの味を思い出しました。ちょうっど『ワイン用葡萄ガイド』の原著が出版された数年後だったので、もしかしたらよく似たワインを飲んでいたかもしれません。ミディアムでエレガント。そんな印象でした。素敵なコメントで時間の旅に連れて行って下さってありがとうございます。1日後の変化も、また教えて下さい(^^)

    kaori

    Kaoriさん、学生時代にポルトガルに一人旅ですか。それは素晴らしい。有意義な旅だったことでしょう。 ポルトガルのお隣、スペインのワインを飲んでいると、自分が何だかヘミングウェイの小説の登場人物の一人になったような錯覚をしてしまうところが私にはあるのだけど、Kaoriさんのポルトガルでの現地でのワインの味もそんな感じかな、なんてふと思いました。 先のトレンディドラマ話と今回のコメントで、Kaoriさんのお歳が朧気ながら推測出来ますが、やはり、私よりも相当に若いです。 そうそう、一日経たこのワイン、たった今、味わ

    ume hat

    (続き) たった今、味わいました(残り半杯程でしたが…)。 前日よりも甘さが加わり、まろやかになりました。 元々ポートワイン用の糖度が高い品種を用いているので、本来の味わいなのかもしれません。 前日よりも好きだなぁ。

    ume hat

    ume hat
    ume hat

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