Vila Nova Vinho Verde Branco
ヴィラ・ノヴァ ヴィーニョ・ヴェルデ ブランコ

2.75

2件

Vila Nova Vinho Verde Branco(ヴィラ・ノヴァ ヴィーニョ・ヴェルデ ブランコ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • グレープフルーツ
  • 黄色い花
  • カンゾウ
  • 干し草
  • 鉄
  • 石灰
  • カリン
  • 白コショウ

基本情報

ワイン名Vila Nova Vinho Verde Branco
生産地Portugal > Minho > Vinho Verde
生産者
品種Loureiro (ロウレイロ), Avesso (アヴェッソ), Arinto (アリント)
スタイルWhite Wine

口コミ2

  • 2.5

    2023/07/08

    (2017)

    価格:1,000円 ~ 1,499円(ボトル / ショップ)

    2017 カサ・デ・ヴィラ・ノヴァ ヴィーニョ・ヴェルデ・ブランコ ソウザ ヴィーニョ・ヴェルデ アントレ・ドゥロ・エ・ミーニョ/ポルトガル 金曜日のワイン。 七夕の夜、いつもの金曜日のように、家族でテニススクールへ行き、気持ちの良い汗を流した後は、自宅で、ツール・ド・フランスやウィンブルドンを観ながら反省会です(笑) 本日のツール、第7ステージのゴール地点はボルドーですから、ボルドーワインを選択するのが王道なのでしょうが、盛んに映し出される森や葡萄畑、そしてウィンブルドンの芝を観ていたら、ワインは赤でもなく白でもなく、最近、頻度の高いロゼやオレンジでもなく、ズバリ、「緑のワイン」を飲みたくなりました。 冷蔵庫には、たまたま安売り(1本1000円)で見つけたヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)が、都合よく冷えているじゃあ〜りませんか⁉︎(笑) ちなみに、ヴィーニョ・ヴェルデはポルトガル語で「緑のワイン」ですが、ワインのジャンルではなく、生産地の呼称(産地名)DOCで、このワインは白ワインになります。 わざわざ「BRANCO(白)」と書いてあることから察せられるように、ロゼ(ROSÉ)や赤(TINTO)も生産可能なDOCです。 緑のワインの赤? ちょっとネタ的な誘惑に駆られそう…(苦笑) ヴェルデ(Verde)という単語は、第一義的には「緑の」という意味ですが、「熟していない」「若々しい」「新鮮な」といった意味でも使われるそうなので、まぁ矛盾はないですね。 その名前の通り、本来なら若い状態を楽しむワインだと思いますが、このボトルは2017年産。 ヴィーニョ・ヴェルデとしては(多分?)異例に長い、6年の熟成を経たワインです。 バックラベルによれば、品種構成はロウレイロ、アヴェッソ、アリントという、ポルトガル土着3品種のブレンド(構成比不明)。 外観は、明るく透明感のある、淡いプラチナゴールド。 非常に細かく極微発泡していて、小さな小さな泡が靄(もや)のようにグラスを漂っています。 見た目に熟成感が出ていて、フレッシュさを示す緑のトーンが消え、小麦色からゴールドの色味に進化中といった印象。 香りは、こちらも若々しさが消えて、かなり落ち着いたきた感じです。 苦みを伴う和の柑橘や花梨、黄色い花、石垣島のピバーズのようなマニアックなスパイス、(フレッシュではなく)ドライハーブ、金属的なミネラルのニュアンスを感じます。 口に含むと、チチチ…という、微細な泡が口の中をくすぐるように刺激します。 香りで感じた、黄色い花のフローラルな風味や、少しぺパリーなスパイシーさが感じられ、果実味はゆっくり後退中といった感じ。 かなりハッキリした苦みを感じます。これはミネラル由来のものでもあるようにも感じますが、八朔や夏蜜柑のような、和の柑橘を思わせるニュアンスがありますね。 果実感が後退することで、そんな味覚要素がむき出しになってきた、といったところでしょうか? 新鮮なピチピチした若さを楽しむワインではありませんが、全体として、とても複雑さを増し、熟成による深みや、ある種のマニアックさを感じられる状態だと思います。 ところで、この日のツールは、最強スプリンターの証しである緑ジャージ、マイヨ・ヴェールを着たヤスパー・フィリプセンがステージ勝利を飾り、今年のツール3勝目。 私の個人的な「緑の日」に花を添えてくれましたが、そういえば、このマイヨ・ヴェールも、今年は従来の鮮やかなフレッシュグリーンではなく、オリーブグリーンのような深みのある渋い色合いに変更となっています。 加えて、この日のレースでは、史上最高のスプリンター、大ベテランのマーク・カヴェンディッシュが、フィリプセンに先行して早逃げに入って大きな見せ場をつくり、歴代最多となる35勝目か?と思わせて、最終的には2位に入りました。 25歳のフィリプセンと38歳のカヴェンデッシュの、極上の走りを同時に味わえる、実に「美味しいレース」だったわけですが、熟成したヴィーニュ・ヴェルデを楽しむのに、これほど相応しいシチュエーションがあるでしょうか? 一方、ウィンブルドンに目を転じると、こちらでも、アンディ・マレー対ステファノス・チチパスという、偉大な選手同士の新旧対決が、2日がかりのフルセットの熱戦となっていて、実に胸熱な展開です。 グラスを口に運ぶ手が止まらなくなります…。 この日に、このワインを選んだ自分をホメたくなりましたが、違いますね。これは、このワインがそういうシチュエーションを望んだ…そういう定めにあった、ということなのでしょう。 またひとつ、「ワインの不思議」を学ばせてもらいました。

    ヴィラ・ノヴァ ヴィーニョ・ヴェルデ ブランコ(2017)
  • 3.0

    2017/06/22

    (2015)

    微発泡❣️ リーズナブルで美味しいです\(//∇//)\

    ヴィラ・ノヴァ ヴィーニョ・ヴェルデ ブランコ(2015)