Sylvie Esmonin Côte de Nuits Villages
シルヴィ・エスモナン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ

Ｋ先生主催の古酒の会 古酒の後の比較として、その２。 確かヴィンテージは２０２０だった気がしますが、確証無し。 本日のワインの中では、明らかに一段か二段下。 なので、随分残っていた様に思います。

仏ブルゴーニュ、ドメーヌ・シルヴィ・エモナンの「2019 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」です。 少しだけ透明な赤の色調。 香りにはストロベリー、ラズベリー、少しのブラックチェリー、ほんのりとなめし革も感じます。 味わいの果実もストロベリー、チェリー、ブラックベリー。 スターアニスのようなオリエンタルな風味も。 酸味はが豊かで、タンニンの渋みも感じます。 茎を思わせるスパイシーなニュアンスは熟成で溶け込み始め、タールやカカオのような苦味はまだ主張を続けているところ。 ゆっくりと熟成に向かう、その境目のような印象でした。

CdNV ピノ・ノワール 2016年 赤黒半々のベリーに仄かに梅シソが香り、比較的軽やかなボディで重心が高くフローラルさが鼻抜けする。 酸や収斂味は既に落ち着いていて円やかかつ滑らか。 エキス系で味付きが良くミネラリーなミドル。 トーンの高さを保ったまま香りと共通のふんわりフローラルなフィニッシュ。 過去に飲んだこの造り手さんの16vtジュヴシャンと17vtACブルは香りの雰囲気とは少しイメージの違う液体の濃ゆさが印象的でしたが、この子は香りとのイメージがピッタリ合っていてエレガントな酒質でした！ 骨格とか凝縮感の点では大きくはないかも、ですけど、逆に言うと身の丈に合ったキレイな着地をしてるって感じかな〜 ちょうど飲み頃？タイミング良かったのかもですね(^ ^) 気候条件はとても難しかった16vtブルゴーニュですけど、丁寧に造られたワインはこんなにも雑味なく美味しく頂けるんだなって改めて感じました。 ブラインドだったら、モレ寄りのシャンボール・ミュジニーって言っちゃいそうです。 まさに「女性的」と形容したくなる様な一本でした♪

ショップのワイン会。 ５つめはドメーヌ・シルヴィ・エモナンの「2014 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」、ブルゴーニュのピノ・ノワールです。 香りはフランボワーズが中心ですが、開けたては還元を感じさせる香りが覆っていました。 時間がたつとそれが抜けて、砂糖菓子のような甘い香りも。 味わいの果実味は豊かで、酸味はやや控えめ。 タンニンも豊富に感じ、そこに丁子などのスパイスが混ざって、どこかオリエンタルな雰囲気があります。 ブルピノとしてはしっかり目で、たくましい味わい。 美味しいです。 以前飲んだ時よりも時間が経っているせいか…良い感じですね♪

2005 シルヴィ エモナン コート・ド・ニュイ ビラージュ いつものお店で 今日は遅い時間、夕方にお邪魔したのでお客さんがいっぱい。いつものような掛け合いはなく、淡々とお会計。 「ホームページに載ってたんで、今日はこれをいただきに来たんですよ。」 「はいはい、なかなか更新できなくてねぇ」 だめだこりゃ‥ もう、この時間にはもう来ないようにしよう。 色濃いなぁ。 口に含むと強い。 いやいや、タンニンが突出してるから瞬間的に感じるちょっとしたインパクトか。 果実味がある。 複雑さや余韻は‥‥ ないなぁ。 すっと消えていく。 ありもしない味わいを求めるもんで、回転早くて、スルスルいっちゃう。減りが早い。 いい買い物って、売り手とのコミュニケーションが大事。 なんだよなぁ‥‥。

まだ若かったかな？香りは華やかだったけど、まだまだ固い。

8本目？