味わい |
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香り |
ワイン名 | Solenghi Gaetano L'attesa Barbera Valtidone |
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生産地 | Italy > Emilia Romagna |
生産者 | |
品種 | Barbera (バルベーラ) |
スタイル | Red Wine |
2022/11/19
(2015)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
バルベーラ祭り!:その168 2015 ソレンギ・ガエターノ バルベーラ・ヴァルティドーネ ラッテーザ IGTロッソ・ヴァルティドーネ エミリア・ロマーニャ/イタリア 木曜日のワイン。 本日は、世の中的にはボジョレー・ヌーボーの解禁日。vinicaのタイムラインにもBNの投稿が溢れていますね。 しかし私の飲みたいワインは、同じイニシャルBでもボジョレー(Beaujolais)ではなく、バルベーラ(Barbera)なのです(笑) 好き!好き‼︎ 大好き♡ と公言しながら、少し間隔が空いてしまいましたね…お恥ずかしいことでございます。 ほぼ1か月ぶりのバルベーラは、2年以上ご無沙汰となっていたエミリア・ロマーニャ〜ん(@_@)キラーン!✨ ソレンギ・ガエターノは、「知る人ぞ知る」自然派の生産者だそうですが、申し訳ありません、全然知らない作り手さんで、もちろん初めていただきます。 外観は、見るからに濃厚な明るく深みのあるガーネット、いや非常に濃いルビーですかね? ただ、しっかりした清澄感があり、濃さの割にはクリアな印象。 エッジに微かにオレンジのニュアンスがあり、熟成を感じさせる見た目です。 グラスからは、ラズベリーやクランベリー、グミ、アセロラのような酸の強い赤果実香が前面に出ていて、ベースの部分には、よく熟したカシスやブラックベリーの黒果実香。 次いで、鉄をイメージする、やや強めの金属的なミネラル、黒胡椒のようなスパイシーさ、少しスモーキーなニュアンスが顔をのぞかせます。 時間が経つにつれ、微かにお醤油やバルサミコの風味も加わり、バルベーラらしい「甲虫(かぶとむし)の翅(はね)」の香りを感じます。 エミリア・ロマーニャ〜ん(@_@)のバルベーラ、特に自然派のバルベーラには、共通してバルサミコのフレーバーがありますね! 口に含むと、ギュッと目の詰まった凝縮感があり、ムッチリ噛みごたえのある充実したテクスチャの濃醇タイプ。 強い果実の旨みのアタックと、刺激的なレベルを超えて、文字通り口の中で弾ける爆発的な酸に圧倒されます。 旨みの強さ故、最初はそれを甘みと誤解しましたが、完全にドライな味わいで、キメの細かいタンニンを、この品種にしては、大量に隠し持っています。 加えて、後口に残るミネラル! 特に塩味や苦みが尋常なレベルではなく、味わいは相当に複雑です。 分厚い酸が引っ張る余韻は長く、繊細さと力強さの両方の表情を楽しみました。 品種特性を明確に表現している、という意味では「典型的」ですが、故郷ピエモンテの同族とはかなり異なる、極めて「個性的」なバルベーラだと思います。 晩ごはんの、十和田バラ焼きやカニカマと大根のサラダ、ネギとザーサイと豆腐のスープといただきましたが、粒マスタードを効かせたマヨネーズ風味のサラダと意外に良い相性でした。 焼きそばなど、ウスターソース系の味付けとは抜群の相性を誇るバルベーラですが、マヨネーズ系とのマリアージュも探求のしがいがありそうですね♪
2022/09/17
(2016)
三連休前夜のお楽しみはバルベーラ(^_^) ソレンギ・ガエターノ 2016バルベーラ・ヴァルティドーネ・ラッテーザ エミリア・ロマーニャの畑という事でピエモンテのような冷涼感あるタイプではなく、果実味豊かなタイプとの事ですが、アルコール度数が15%もあります。 やや武骨な印象のエチケット。 コルクは少し短め。 色合いはとても濃くてグラスの先は見透せません。 エッジには赤みも窺えるものの中心は黒に近いように見えます。 香りは果実が凝縮していてカシス、鉄等。 カブト虫の翅のニュアンスも感じるのはiri2618 STOP WAR様の影響かも知れません(笑) 味わいには高いアルコール度数からくるボリュームはあるものの、セラーから出してすぐに飲み始めたので、液温が低くてそれ程重くは感じません。 少し冷えた状態でも収斂性はなく、予想したよりも酸もしっかり感じるので良い感じです(^_^) 味わいにもメタリックな要素があり、金属製のスプーンを口に咥えたようなニュアンスも感じました。 美味しいですが、やはりアルコール度数から少し重たいような気がします。 ややヘビーな飲み口は今日のヘビーな気分には合っていましたけど。(仕事でのトラブルのストレス発散中( ;`Д´)) 半分残して明日のお楽しみに。 【9/17 2日目】 2日目も概ね初日と同じ印象。 やはりアルコール度数が高いので安定しているように思います。 【ショップ情報】 創業者でオーナーのソレンギ ガエターノ氏がワイン造りを始めたのは1983年。当時は大量生産が可能なクローンへの植え替えや効率の良い農業が主流の時代でしたが、ガエターノは昔からのワイン造りを続けていた近所の農夫から教えを受け、畑に残っているクローンを守り、大量生産に逆行するワイン造りの道を選びます。当初1haだった畑は現在は3haに広がりましたが、年間生産量は多くても10000本と、極少量生産を続けています。そのため、地元の顧客とレストラン、そして足を運んで訪れる愛好家に売ってしまうとほとんど残らない状況。地元消費で完売してしまう、知る人ぞ知るワイナリーなのです。常に穏やかな風を受け、日照時間が長いソレンギ・ガエターノの畑。鉄分の多い土壌はポリフェノールの多い凝縮した葡萄を育み、寒暖さの激しい気候はワインに豊かな酸を与えています。樹齢も古く、硬い土壌に深く根を伸ばしており、ミネラルを豊富に吸収するとともに猛暑の影響もうけにくいのだそう。ボルドー液でさえ、年に一度使用するかしないか。醸造面でも、マセレーション、発酵は野生酵母のみで行い、2酸化硫黄の添加もごくわずか。伝統的かつ自然な手法で、ワイン造りを行っています。 まずお試しいただきたいのが、バルベーラ・ラッテーザ。ゆたかなエキス分を持ち、長期の熟成にも耐えるであろう、しっかりとした骨格のある出色のバルベーラです。ピエモンテのトップクラスのバルベーラと比べても面白いと思います! ワインの魅力 このバルベーラ・ラッテーザこそ、ソレンギ・ガエターノの名を日本に知らしめたワインです。25日間のマセレーション、野生酵母による発酵、古樽での熟成、ノンフィルターで瓶詰めと伝統的な手法によって、自然に熟した美しいバルベーラの個性を引き出しています。ドライでありながら濃密な果実味、そして、それをしっかりと支えるいきいきとした酸。力強く伸びやかで、果実の力にあふれ、ピエモンテの偉大なバルベーラにも比肩する存在感を備えています。
2015/02/25
(2009)
クオーレフォルテにて。詳細不明。かなり強め。
2014/12/30
(2009)
@Cernia
2024/02/01
(2016)
2017/02/28
(2000)
2014/12/30
(2009)
2014/04/10
(2009)