味わい |
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香り |
ワイン名 | Serragghia Rosso Fanino |
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生産地 | Italy > Sicilia |
生産者 | |
品種 | Catarratto (カタラット), Pignatello (ピニャテッロ) |
スタイル | Red Wine |
2018/05/09
(2006)
2006 ジオット・ビーニ セッラッギア ロッソ・ファニーノ シチリア/イタリア 矢印のような独特なデザインのエチケッタから、通称「イカワイン」と一部で呼ばれる、アンフォラ仕立ての過激な自然派ワイン、セッラッギア ロッソ・ファニーノをいただきました。 産地は、区分上はシチリアになりますが、パンテレッリア島という、チュニジアとシチリアの中間地点に浮かぶ風光明媚な火山島。イタリアの中で、いちばんアフリカに近い島になるでしょうか? この島独自の「コンカ」とよばれる蟻地獄のような凹み(穴)に植えられた、超低樹高のブドウから収穫されたブドウによるワインで、屋外の地中に埋め込まれた、ほぼ野ざらしのアンフォラで発酵・熟成が行われます。 イカワインには、ジビッポによるビアンコ、カリニャーノによるロッソ、ネロ・ノストラーレ(ピニャテロ)とカタラットによるロッソ・ファニーノ、ジビッポによるモスカート・ディ・パンテレッリアの4種類が存在するようです。 このロッソ・ファニーノは、ネロ・ノストラーレ(ピニャテロ)という土着の黒ぶどうが80%、同じく土着品種の白ぶどう、カタラットが20%使用された、ロゼに近い赤ワイン。 最近、オレンジワインをいただく機会が多いですが、あれは赤ワインやロゼワインみたいな白ワイン。こちらはオレンジワインみたいな赤ワインです(笑) 外観は、オレンジがかった極めて淡いガーネット。最近いただいたばかりのラディコンのピノ・グリージョとほとんど区別がつかないレベル(笑)透明感があり、照りが強く粘性も高い。 香りは、グレープフルーツや柚子のような柑橘系に赤いベリーのヒント。微かにスミレのような紫の花やハイビスカスのような赤い花。シェリー香、柔らかい黒土、ミント? というよりは薄荷の趣きのある爽やかなフラグメント。 口当たりは途轍もなく滑らかなですが、非常にドライでタイトなボディに強烈な旨みと、とてもハッキリした酸! なんとも巧妙に溶け込んだ滑らかなタンニンと硬質なミネラルのニュアンス。 赤ワインの旨みに白ワインの酸の立ち方…認知の歪みを誘発するような、「厳しい美味しさ」のあるワイン、と言えばいいのでしょうか? 目隠ししなくても、自分が何を飲んでいるのかよくわからなくなる味わいですね(苦笑) 実際のところ、硬くて渋くて酸っぱいのに、それが全然マイナスではなく、モーレツな旨みと上手くバランスして素晴らしい個性として心地よく感じられます。実に不思議なワイン♪ 迷うことなく、ラディコン・グラスでいただいていますが、このグラス、ワインの微粒子を見るのに実に具合が良くできています。 ワインは、一見クリアで澄み切った様子に見えますが、実はかなりの澱を含んでいて、それがワインの底に沈んでいます。 ワインを飲むときにグラスの底に視線を送ると、とても自然に、極めて小さな微粒子状の澱がサラサラ流れているのを目視できます。これ、なかなか面白い眺めですよ。 今宵のワインのお供は、ジョン・コルトレーン。何でしょうね? 気温が急に下がるとサックスの温かみのある音色が恋しくなるのでしょうか⁇ 特に『バラード』のしっとりした感じに、とても心が落ち着きます。夜更けに音量を落とし気味にしながらひっそりと聴いているのが、なぜかしっくりきます☆
2017/09/19
(2015)
甘く切ない柑橘系、薔薇、の香りが、束になって襲ってくる。 もう、どうにでもしてって感じです。 グレイト(^.^) 重心上
2017/07/20
初イカさん美味しい
2017/05/06
パセミアさんにて
2016/06/01
イタリア縛りのクラス会にて イタリアの自然派ワイン ラベルのデザインが面白い ワイン名は解読不能でした
2023/08/12
2021/07/26
(2006)
2020/02/24
2018/06/12
2018/01/02
2017/10/09
2017/08/29
2017/04/08
2017/03/15
(2006)
2017/02/06
2016/12/21
2016/06/02
2016/05/21
(2006)