味わい |
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香り |
ワイン名 | Quilceda Creek Galitzine Vineyard Cabernet Sauvignon 2006 |
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生産地 | USA > Washington > Red Mountain |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) |
スタイル | Red Wine |
2020/10/06
「秋の月 山辺さやかに 照らせるは 落る紅葉の 数を見よとか 」 ー よみ人しらず ー 中秋の名月 ~
2018/06/30
(2006)
その日は素敵なワイン会にお呼ばれしました。 忙しい6月、休日に気の置けない仲間達とこうして飲めることは大変幸せなことでございます。 小職は幸運にも連月でクイルセダクリークにありつくことができました。 今回は創始者の名前が入ったガリツィン・ヴィンヤードでございます。 このガリツィンは日本への輸入量が少なく、ほとんど見かけるとこがございません。 フラッグシップのコロンビアヴァレーのような超絶幸福ワインとなるのでしょうか。 光を通さない濃いガーネット。 ブルーベリージャムのコクのある香り。完熟したプルーンやカシスを思わせ、黒胡椒のスパイシーな香りとともにタイム、そしてリコリスのハーブの要素を伴う。 バランスのとれた洗練された香り。 酸味、粘性は中庸。 アルコール分が強く、アタックが豊か。 高いアルコール感の後に、カシスリキュールとモカやエスプレッソのコクが相まりる。 ベルベットのような滑らかな質感で、まるで羽毛のように柔かい。 甘露な果実は焦げのある、ロースト感へと変化し長いフィニッシュを迎える。 とても美味しいワインでございます。 力強さと優しさが同居するワインで、カベルネ・ソーヴィニョンという品種の可能性を改めて追求したくなる一本。 少しだけ単調な気もしましたが、気になるほどてはございません。 ボルドーの一級やカリフォルニアカルトもいいですが、ワシントンカルトも忘れてはならない存在でございます。 あー、小職はコロンビアヴァレーを頂いてみたいです。
2014/11/07
(2006)