Pulenta Estate Pinot Gris XIV
プレンタ・エステート ピノ・グリ XIV

2.75

1件

Pulenta Estate Pinot Gris XIV(プレンタ・エステート ピノ・グリ XIV)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • レモン
  • マスカット
  • 洋梨
  • 白い花
  • 鉄
  • 石灰

基本情報

ワイン名Pulenta Estate Pinot Gris XIV
生産地Argentina > Cuyo > Mendoza
生産者
品種Pinot Gris (ピノ・グリ)
スタイルWhite Wine

口コミ1

  • 2.5

    2020/02/04

    (2017)

    価格:1,500円 ~ 1,999円(ボトル / ショップ)

    ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その80 2017 プレンタ・エステート ピノ・グリ XIV アグレロ メンドーサ/アルゼンチン NZ→オーストラリアと、南半球の旅が続いていたグリ/グリの旅は、ついに初めての南米大陸の国、アルゼンチンに到着しました。 プレンタ・エステートは、ワイナリーの設立自体は2002年ですが、その歴史は1902年まで遡ることのできる、由緒ある生産者。 ワイナリーを取り仕切るエデゥアルド&ヒューゴ・プレンタ兄弟の三代前が、日本でもよく見るトラピチェを傘下に持つ巨大企業、ペニャフールの創業者だそうです。 一族は1997年にペニャフロールの株式を売却し、プレミアムクラスのワインに特化したワイナリーのひとつとしてプレンタ・エステートをつくったのだとか。 エステートの名を冠したこのシリーズは、3カテゴリーある中の真ん中のライン。 アイテム別にローマ数字が振られていて、数字にに意味があるのかどうか? 詳細は不明ですが、このピノ・グリのナンバーはXIV、14番です。 ピノ・グリは、1982年に植樹された、標高1200メートルにある「ラ・スレマ」という自社畑から収穫されたぶどうによってつくられています。 南米のグリ/グリは、チリにいくつかあることを意識していましたが、アルゼンチンはまったくノーマークでした(苦笑) いったい、どんなワインでしょう? 外観は、とてもクリアな淡いハチミツ色…微かにグリーンのトーンが入る光沢感の極めて強いペールイエローですね♪ グラスを少し揺すってみると、サラッとした見た目。粘性は低いように思われます。 香りは、ドライなタイプの柑橘、熟す前の硬い白桃や洋梨、白い花、石灰っぽいミネラルのニュアンス。とても繊細というか、上品でピュアな印象。 口に含むと、フレッシュな柑橘の味わい。酸が強く、フリンティなミネラル感。冷涼感に溢れ、軽やかで硬い口当たりは、まるでドイツのリースリングのよう∑(゚Д゚) 後口に微かに残る苦みが、独特の品種特性を辛うじて感じさせますが、今までいただいたグリ/グリの中で、間違いなく、最高にドライでリーンな仕上がり(最近、vinicaで覚えたばかりの表現を使ってみました…ドキドキ)のピノ・グリですね。 グリ/グリ族の、「苦み」に次ぐ特徴たる「厚み」をほとんど感じさせない孤高のスタイルです。 突出した酸味やミネラル感が、貝のお刺身やナガラミの塩茹でにとても良く合います! 現時点では、酸が立ちすぎていて、バランスが良いとは言えない味わいのように思いますが、1〜2年ぐらい放っておけばまとまってきそうな気はします。 いずれにしても、アルゼンチンのグリ/グリは、産地の標高の高さが独特のスタイルを育んでいるのでは?という気もして、これから注目すべき産地だと思いました(๑˃̵ᴗ˂̵)

    プレンタ・エステート ピノ・グリ XIV(2017)