味わい |
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香り |
ワイン名 | Pierre Mignon Grand Vintage 2010 Année de Madame |
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生産地 | France > Champagne |
生産者 | |
品種 | Chardonnay (シャルドネ), Pinot Meunier (ピノ・ムニエ), Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2024/09/06
(2010)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
2010 ピエール・ミニョン グラン・ヴィンテージ アネ・ド・マダム ル・ブレイユ ヴァレ・ド・ラ・マルヌ シャンパーニュ/フランス 日曜日のワイン。 久しぶりに次男が帰宅して一緒に晩ごはん。嬉しい報告があり、お祝いの気持ちを込めてシャンパーニュを開けました。 ピエール・ミニョンのワインをいただくのは2回目。 前回は、「純粋(キュヴェ・ピュール/Cuvée Pure)」という、ノンドゼのNVシャンパーニュをいただきましたが、残念ながら軽いブショネのワインでした。 今回は、「偉大なヴィンテージ(グラン・ヴィンテージ/Grand Vintage)」と銘打たれたヴィンテージ・シャンパーニュで、「夫人の年(アネ・ド・マダム/Année de Madame)」と、小さく副題が入っていて、日本のインポーターさん的には、こちらがこのワインの正式な名称という認識のようです。 ワイナリーの説明は、キュヴェ・ピュールのポストに書きましたので、今回は割愛。 ところで、2010というヴィンテージは、シャンパーニュにとっては、かなり難しい年だったようです。 春は、低温が続いて開花が遅れ、結実不良や花振いが発生、実をつけても成熟の遅れが目立ち、夏に持ち直しそうになったら豪雨に見舞われ、灰色カビ病が猛威を振るうという状況に…。 しかも、成熟の終盤に大量の水分を含んだぶどうは、その多くが未成熟のまま収穫を迎えることになってしまったそうです。 つまり、畑での厳しい選果と、選果台での精緻なセレクションが必要とされる年であったというわけで、多くのメゾンがヴィンテージ・シャンパーニュの生産に至りませんでした。 逆説的に言えば、この年つくられたヴィンテージ・シャンパーニュは、数多の困難と試練を乗り越えた、素晴らしいシャンパーニュということになるのかもしれません。 ちなみに、ヴィンテージ・シャンパーニュの代名詞のような「ドン・ペリニョン/Dom Pérignon」は、この2010年もしっかりと生産されていて、メゾンではこの年を「奇跡のヴィンテージ」と呼んでいます♪ 思い切り回り道してしまいました(苦笑) このワイン、偉大とまでは思いませんでしたが、とても美味しく、あっという間に飲み終わってしまいました♪ 外観は、クリアで明るい麦わら色。きめ細かく繊細な泡立ちですね♪ トーストやブリオッシュの香ばしさに、レモンの「甘さ」やグレープフルーツを連想させる、柑橘の上品な果実香。 微かに顔を覗かせる蜂蜜のニュアンス、アフターに漂うシャンピニオンや針葉樹系のウッディノートが、何とも上品でノーブルな雰囲気をワインに纏わせていて、実に素晴らしい香りのレイヤーを感じます。 口に含むと、程よい果実味に適度な熟成感と充実した旨みが伴っていて、「美味しい♡」という言葉以外に、何を語って良いのやら? という気持ちに落ち着きます(笑) 余韻は軽やか、かつ洗練されていて、長く続く繊細なタイプ。 「お祝い」に相応しいワインで、とても良い選択だったと思いました✨
2024/06/16
(2010)
シャンパーニュ 2010
2024/06/01
ピエール・ミニョンのシャンパーニュ アネ・ド・マダム 2010をいただきました。 ゴールデンイエローの外観。 酵母を感じるブリオッシュ感。甘い蜜をまぶしたクロワッサンのような風合いでボリュームのあるバターや洋梨、白い花など。 高めの酸味と豊富な旨味。 果実の味わいのコクが奥深く、とてもきめ細やかな泡立ちはどこまでもドライで、苦味があり鉱物感のあるミネラルでフィニッシュ。 飲み干したグラスからはシャピニオンの香り。 これまでいただいたピエール・ミニョンよりも一段クオリティが高いように思えます。 またお値打ち販売されるみたいなので買ってみましょうか。