Philippe Pacalet Bulles 2019
フィリップ・パカレ ビュル

2019年のビュルはピノノワール100のブラン・ド・ノワール ほぼロゼに近い、この4年で一番美味しい！ 今開けると少し青臭いがこれが熟成するとすごいポテンシャルを秘めていると思う。 シャンパーニュと間違えるレベル

パカレのスパークリング、bulles2019は、薄いサーモンピンクで泡は弱め。 香りの印象は、シャンパーニュの良質な自然派ロゼ。淡いフランボワーズやブルーベリーにパンやブリオッシュ。 硬質なアタックで酸もとても高い。が、自然な果実の甘味が気分を高揚させてくれる。舌を覆うミネラルから始まる余韻は複雑でとても長く、最後にはほっこりした果実が。

毎年セパージュが変わるパカレのビュル。 今年はピノノワール100%だそうです。 ブランドノワールなんだ！とグラスに注いでみると、どちらかというとロゼの色合い。全房のままプレスするロゼの製法でしょうか。 とは言えやはりミレジメのシャンパーニュとは熟成の時間も違うからか、イチゴキャンディや果実の甘みがストレートに感じられ、軽くて爽やかな飲み口です。 野生酵母のパカレさんですが、ビオ感は一切なしで、シャンパーニュとは味わいは違いましたが、綺麗な造りですいすいと進んでしまう美味しスパークリングでした^ ^

フランスはブルゴーニュ地方、フィリップ・パカレ ビュル2019をグラスで。ピノ・ノワール100%のブルゴーニュのスパークリング。ちなみにピノ100%は2019より。 色味は濃いゴールド、泡はきめ細やかで豊かに立ち上る。香りはラズベリー、セージなどの香草、ミネラル、蜂蜜、アプリコット等、複雑に豊かに立ち上る。 飲み口はピノらしいふくよかな果実味に、バランス良いキレのある酸味。 酵母感あるシャンパーニュに飽きたとき(飽きないけど)、香草の香りが強く、アプリコットなどのやや個性ある果実感と合わせ、著名な作り手であることも含めて、変化球的な感じでネタ的に楽しめるスパークリング。

フィリップ・パカレの泡 この包まれるような優しい感じ、 シャンパーニュとは違うけど、素晴らしい！

特に特徴もなくお値段もそこそこなので、コスパも普通。