味わい |
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香り |
ワイン名 | Peter Michael Ma Belle-Fille 2016 |
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生産地 | USA > California > Sonoma |
生産者 | |
品種 | Chardonnay (シャルドネ) |
スタイル | White Wine |
2019/03/30
(2016)
さてさて、その日は恒例の昼からワイン。 曇り空が広がる中、小職の中ではワイン飲みたいのスコールが降っておりました。 帰省フライト前の合間を縫って、エノテカでの30分勝負。 2本目は久しぶりに頂きます、ピーター・マイケルのマ・ベルフィーユでございます。 キャリエールやモンプレジールは折に触れて頂きてきましたが、ベルフィーユは本当に久しぶりでございます。 お味は如何でしょうか。 レモンイエローの外観。 ノーズに爽やかなシトラス、鉱物的なミネラルの香りで、香り同様非常にミネラルが強くオイリー。 それは苦味となって豊富な旨味と共演する。 果実味によらず清涼感のあるスタイルで、鉱物的な質感は恐ろしい程にまとまりがある。 時間とともに砂糖づけの柑橘のニュアンスや白コショウも現れる。 ミネラルは和らぎ旨味が前面に出てくる。 とても美味しくとても素晴らしいベルフィーユ、これは将来が非常に楽しみな一本でございます。
2019/02/03
(2016)
マ・ベルフィーユは「義理の娘」の意味。所有する畑の中では最も標高が高い。南〜南西向き斜面、土壌は火山性。Alc度数が15%前後となる他の単一畑に比べ、マ・ベルフィーユは13.9%と重さが無くよりエレガントな個性。 最初にオークの香ばしさ、続いてフレッシュなピンクグレープフルーツ、レモングラスから徐々に白桃、次第にトロピカルフルーツへと、グラスの中で豊かなアロマがゆっくりと開いていく。クリーミーで滑らかな口当たり。熟度が高く、かつフレッシュな果実味に上品なヴァニラ、ローストナッツ。砕いた石のようなミネラル感。長い余韻にうっとり…。 凝縮感はあるけれど、味わいに重さはなく、ミネラリーでエレガント。 今でも十分に美味しいけれど、熟成して球体となったものを味わってみたい。